[スローニュース] ルノー メガーヌ ルノー・スポール第3世代の273スポール 最後の限定車とは!

メガーヌR.S「273 ファイナルエディション」(左)と「273 パックスポール」

2017年4月6日、ルノー・ジャポンは現行のメガーヌ ルノー・スポールの200台限定モデル「273 ファイナルエディション」と、20台の「273 パックスポール」を発売した。

メガーヌ ルノー・スポールは、ルノーがモータースポーツで培った技術、ノウハウをフィードバックした本格スポーツモデルとして2004年に誕生して以来、多くの自動車メーカーが走りの性能を試すニュルブルクリンク・サーキットで、市販FF車最速記録を更新してきた実績を持つモデルだ。エンジンのパワーは273psで、シャシー、サスペンション性能を磨き上げ、コーナリングスピードを高めることで最速タイムを記録したのはルノー・スポールの真骨頂といえる。

メガーヌ R.S 273 パックスポール

2010年に日本に登場した現行のメガーヌ ルノー・スポールは、ヨーロッパのみならず日本でも一般道とサーキットでテストを行なっている。メガーヌ ルノー・スポールは日本の熱狂的なファンに支えられており、世界の市場の中でも日本はトップレベルの販売実績を記録しているのをルノー・スポールも十分認識しているからだ。

273 パックスポールのインテリア

現在日本で販売されている、第3世代のメガーヌ ルノー・スポール273を含むメガーヌ・シリーズは、2016年に生産が終了し、そのため日本での販売も、間もなく終了となる。

273 パックスポールのエンジン

メガーヌ ルノー・スポール 273 ファイナルエディションは、この最速の歴史を創ってきた メガーヌ ルノー・スポールのフィナーレを記念するモデルで、シルバーサイドデカールと、 ルノー・スポールのトップガン・テストドライバー、ロラン・ウルゴン氏のサイン入りシリアルナンバープレートを装備した、200台限定の特別仕様車だ。

ホールド性に優れ、質感の高いスポーツシート

273 パックスポールは、フランス本国のルノー・スポールと ルノー・ジャポンが厳選した、運動性能の向上に直結する軽量鍛造ホイール、軽量チタンマフラーを装着することにより、走りにいっそうの磨きをかけたスポーツモデル。

273 ファイナルエディションのホイール(左)と軽量な273 パックスポールのホイール

1本あたりノーマル比約3.3㎏も軽量でありながら、高い強度も併せ持つ鍛造アロイホイールは、世界的に著名なレーシング&スポーツホイール設計者のロベルト・マルケジーニが、日本のユーザーのためだけにデザインした貴重なホイールだ。

またノーマル比約4㎏軽量なチタンマフラーは、モーターサイクルやスーパーカー、モータースポーツの世界で高い実績を誇る アクラポヴィッチ製で、テールエンドにはカーボンフィニッシュを採用。エンジンサウンドもこのスポーツマフラーならではの音色になっている。

メガーヌR.S 273 ファイナルエディション

このメガーヌ ルノー・スポール 273 パックスポールは、 現行メガーヌ ルノー・スポール最後の限定車となる。この20台のみのスペシャルな限定車は抽選による販売となる。販売の申し込みは、4月6日(木)から17日(月)まで、ルノー・ジャポンのHPで受け付けている。

本国で2017年秋に登場予定の新型メガーヌR.S。新型は日本には2018年半ばに導入されると予想されている

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