ルノー・ジャポンは2016年2月18日、「ルノー カングーZEN(ゼン)」の6速マニュアルトランスミッション車に、長尺の荷物が積み込める可倒式助手席などの実用的なアイテムを新たに装備。また新色のブルーコスモスをボディカラーのラインアップに追加し、同日より全国のルノー正規販売店で発売を開始した。
カングーは広い室内空間と高い機能性から、欧州ではLUDOSPACE(ルドスパス/遊びの空間)と呼ばれて親しまれるとともに、日本におけるベストバイ・ルノー車としてファンからの支持を獲得。また「ゼン」については1.6LのNAエンジンを積むマニュアルモード付きプロアクティブ4速AT車(105ps/15.1kgm)と、1.2Lの直噴ターボを搭載する6速マニュアルトランスミッション車(115ps/19.4kgm)を展開している。
今回このゼンの6速MT車に追加される可倒式助手席は、シートバックを前方に倒すことで荷室と同じ高さのスペースが出現。およそ2.5mの長い荷物を積むことができる。また家族とのドライブを安全かつ快適にに楽しめる新装備として、カーテンエアバッグやフロントシートバックテーブル、プライバシーガラスが追加された。これに伴い、従来は4速AT車(241万5000円)と同じだった価格も見直されている。