ポルシェ、2016年第3四半期における販売台数は3%増加

Porsche

ポルシェは2016年10月13日、今年に入って9ヵ月が経過した第3四半期終了時点においても、販売台数が安定した成長を維持してていることを発表した。

全世界におけるポルシェの新車販売台数は、前年比3%増となる17万8314台を記録。この成長を牽引してきた主力モデルの中には、718ボクスターとマカンがある。また中国においては、前年同期比11%増という結果を達成していて、中国は依然としてポルシェにとっての強力な市場となっている。

セールスおよびマーケティング担当取締役を務めるデトレフ・フォン・プラテンは「私達を取り巻く環境はやや不安定ですが、私達はそうした中、ヨーロッパ、アジア、アメリカにおいて、9ヵ月間の販売実績を再び増大させ、2015年に達成した記録的な数値を超えることに成功しました」とコメントしたうえで、「ニュー718ボクスターに対しては、顧客から素晴らしい反応が得られています。今年の始めから、私達はこのロードスターの販売目標を1万台以上としてきました。718ケイマンと911モデルについても、718ボクスターと同じく高い評価を受けています」と続けている。

全世界での販売実績を見ると、ボクスターが1万661台(20%増)、マカンが71,086台(13%増)という結果で、どちらのモデルも2桁の伸びを明確に示している。さらに、前年同時期との比較では、伝統的スポーツモデルの911が販売台数を2万5993台(5%増)にまで伸ばしたほか、ケイマンも8,471台(4%増)を販売した。

パナメーラに関しては販売台数がわずかに減少したものの、これはモデルチェンジを控えていたため。フォン・プラテンは、「9月の末にパリ・モーターショーで披露したニューパナメーラについては、この上なく前向きな手ごたえを得ているため、私達は極めて楽観的な見通しを立てています。新世代モデルもポルシェの売上を大きく伸ばすことに貢献してくれることでしょう」と述べている。

ニューパナメーラは2016年6月28日に受注が開始されていて、11月にはヨーロッパの正規販売店に到着する予定。なお、米国および中国での販売開始は2017年となる。

販売台数が4万9229台に達した中国は、この9ヵ月間、最も強力な市場として米国(4万246台)を圧倒している。一方、ヨーロッパでは、2015年の好成績をさらに1%上回る5万8678台を販売したものの、ドイツの販売台数は0.5%下回り、2万2198台という結果になった。
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■本件に関する問い合わせ先
ポルシェ カスタマーケアセンター:0120-846-911
ポルシェ ホームページ:http://www.porsche.com/japan/

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