プジョー・シトロエン・ジャポンは2018年11月1日、プジョー・ブランドのフラッグシップサルーン、新型「508」の日本国内マーケット導入に先立ち、導入記念限定車「新型508 ファーストエディション(FIRST EDITION)」(全国限定60台)のオンライン予約受付を開始した。
WEB注文専用の60台限定モデル
新型508の「FIRST EDITION」は、最上級グレードのGT(2.0L クリーンディーゼル)にフルオプションを装備し、深紅の専用ナッパレザーシートと19インチアロイホイールを装着したWEB販売専用の60台の限定モデルだ。ボディカラーはフレンチトリコロールを彷彿とさせる赤系、白系、青系の3色を設定している。
新型508のスタイリングは、唯一無二の価値を示している。自動車が生まれて130年、最大の変革期を迎えている今、サルーン(セダン)もまた、自ら変化する必要があると考えたプジョーは、フラッグシップサルーン508のモデルチェンジにあたり、サルーンの徹底的な革新を目指し、これまでのプジョーのフラッグシップサルーンの伝統であった3ボックス/4ドアのスタイルから決別し、目を見張る美しいフォルムの、クーペと見まごうファストバックサルーンへと姿を変えている。
新型508のプラットフォームは新世代の「EMP2」をベースとし、軽量・高剛性のボディ骨格を採用。フロントフェンダー、フロントサスペンションはアルミ製、テールゲート、トランクフロアは強化樹脂を採用するなど、従来モデルに対して大幅な装備アップにも関わらず、重量はほぼ同等だ。また最小回転半径も改善され5.5mになった。
初のアクティブサスペンションを装備
パワートレーンは、最新の環境基準に適合したクリーンディーゼル2.0L 4気筒のブルーHDiを搭載し、電子制御8速オートマチック「EAT8」を組み合わせている。またシャシーはプジョー初のアクティブサスペンションを装備。フロント・ストラット、リヤ・マルチリンク式サスペンションに電子制御アクティブダンパーを組み合わせている。路面や走行状態に応じてダンパーの減衰力をリアルタイムに制御し、優れた乗り心地とハンドリングを両立。ドライバビリティ重視のスポーツ、乗り心地重視のコンフォート、燃費重視のエコ、そしてノーマルと、ドライバビリティとコンフォートのバランスを取った4つのドライビングモードを選択できる。この結果、プジョーだけが成し得るライドフィールを実現している。
インテリアは新世代の高品質で革新的なi-コクピットで、12.3インチヘッドアップ・インストルメントパネルと、ドライバー向けにセットアップされた8インチタッチスクリーン、トグルスイッチとフェザータッチのスイッチを採用。またApple CarPlay、Android Autoに対応したスマートフォン接続機能を備え、ナビゲーション、マップアプリやオーディオアプリを直感的に使用できる。
シートはフロントに8ウェイ電動シート(ヒーター、マルチポイントランバーサポート付き)で、前席の調整はすべて電動。8個のランバーサポートは空気圧により膨張・収縮し、ロングドライブ時のドライバーの体をサポートする。またシート表皮は最高級のレッドナッパレザーシートで最高の質感を実現。
オーディオは、フランスのハイエンドオーディオブランド、FOCAL(フォーカル)による10スピーカーによるプレミアムHiFiシステムを装備している。
先進安全装備は、2輪車や夜間での検知精度を高めた第2世代のアクティブセーフティブレーキ、アクティブクルーズコントロール(渋滞時のストップ&ゴー機能付き)、車線内で一定の位置を保つレーンポジショニングキープアシスト、約65km/h以上の速度で走行中、車載カメラが車線を検知し、ウィンカー操作がない状態で車線からはみ出しそうになると、自動的にステアリングに反力を生じさせ、元の車線へと戻す。
また、後続車が死角に入った場合に警告し、後続車がいるのにレーンチェンジしようとするとステアリングの反力によって車線変更を抑制するアクティブブラインドスポットモニターシステムも装備している。他に、インテリジェントハイビーム、制限速度および進入禁止に関する道路標識を表示するトラフィックサインインフォメーションも装備している。
さらに俯瞰映像を表示できるフロント/サイド/バックソナー&ワイドバックアイカメラ、夜間に赤外線カメラで人や動物を検知するナイトビジョン、歩行者の障害を低減するアクティブ・ボンネットなど、安全システムをフル装備している。
508 FIRST EDITIONは専用WEBサイトでのオンライン予約専用モデルで、WEBサイト上でオンライン手続きをし、その後、最寄りのディーラーで手続きをして、後日納車となる。なお購入者にはFOCAL製ワイヤレスヘッドフォンがプレゼントされる。