プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社は2017年3月13日、コンセプト、プロダクトともに革新したNEW SUV PEUGEOT 3008を同日より全国のプジョー正規販売網「プジョー・ディーラーネットワーク」にて販売を開始すると発表した。
このNEW SUV PEUGEOT 3008は、2016年5月に欧州で発表され、新世代のPEUGEOT i-Cockpit、本格SUVデザイン、高いドライビングクオリティ、最先端の装備など、あらゆる点でプジョーの新しいベンチマークになることを目指し開発されたもの。その総合力が評価されたことから、3月6日にはヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2017を受賞している。
デザイン面の特徴は直立したフロントフェイスと大型グリル、長くフラットなボンネットや、高いウェストラインとワイドなプロテクター、大径18インチアロイホイール、そして先進的なヘッドライトと3D LEDリヤコンビランプデザインなどだ。
ボディサイズ全長が4450mmと旧型よりも85mm長くなり、全幅は1840mmと5mm拡大。全高は1630mmとこちらは5mm低くなっている。
インテリアは4つのディスプレイモードが選択できる12.3インチディスプレイを持つデジタル・ヘッドアップ・インストルメントパネルや、ダッシュボード中央に位置する8インチタッチスクリーンなどを中心とした、新世代のプジョーiコックピットが注目のポイント。
安全装備としてはアクティブセーフティ・ブレーキやレーンキープアシスト、インテリジェント・ハイビーム、ブレーキサポート付きのアクティブ・クルーズコントロールなどが備わっている。
機能面では165psを発生する1.6Lターボエンジンに6速ATを組み合わせていて、パドルシフトを使えばアクティブなドライビングが可能。3008Allureで1460kgという車重はCセグメントSUVとしては軽量で軽快な運動性能につながっている。また駆動輪へのエンジントルクとブレーキを制御し、滑りやすい路面での走行をサポートするトラクションコントロール機能であるアドバンスド・グリップコントロールは、スノーやマッド、サンドといったモード選択も可能。急な下り坂を安定して降りることができるヒルディセントコントロール・システムも装備されている。
ラゲッジルーム容量は520Lを確保していて、これは旧型比+88L。ワンタッチでラゲッジルームをフラットにできる機能のほか、助手席バックレストも前方に倒すことができるので、長尺物の積載も容易となっている。さらにハンズフリー電動テールゲートの採用も、使い勝手向上に寄与している。
ボディカラーはメタリック・コッパー、アマゾナイト・グレー、パール・ホワイト、マグネティック・ブルー、アルティメット・レッド、ペルラ・ネラ・ブラック、ハリケーン・レッドの全7色が用意されている。
なお、このNEW Peugeot SUV 3008の導入にあたってプジョー・シトロエン・ジャポンでは、2種の限定モデルを販売する。ひとつは80台限定のデビューエディション。こちらはLEDヘッドライトやハンズフリー電動テールゲート、パノラミックサンルーフ、ブラックダイヤモンドルーフなどを装備したもので、価格は398万円(税込)。
もうひとつは180台限定のGTライン・デビューエディション。こちらはLEDヘッドライトなどにくわえてアクティブ・クルーズコントロールや18インチのマッド&スノータイヤ、ドライブスポーツパックなどが装備されていて、価格は400万円(税込)となっている。
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