プジョー 戦略的SUV「3008」に未来を感じさせるi-Cockpit搭載

2016年12月2日、プジョー・ジャポンはメディア向けに新型SUV「3008」を公開した。この新型「3008」は2016年5月にパリ本社で発表され、9月に開催されたパリ・モーターショーでワールドプレミアを行なっている。

また、この「3008」をメインにした「ニューSUV プジョー3008アンプリファイド エクスペリエンス・ツアー」が今後、各地の販売店で開催され、2017年2月には正式発表を行なう計画だ。このツアーでは、より多くの人々に3008を見る、触れてもらい、3008の魅力を実感してもらおうというものだ。

そして注目は圧倒的な質感を持つインテリアとエクステリアが特徴で、その詳細をみてみよう。

■新型3008の概要

3008はPSAグループの最新プラットフォーム「EMP2」を採用し、グローバルな市場に向けて送り出すクロスオーバーSUVだ。プジョーは、従来のSUVとは一線を画す、新しいSUV像を求めて3008を開発した。

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ドライブ中でも退屈しない、エモーショナルで革新的なSUVを目指しているのだ。そのために、クラスの常識を破る圧倒的に高い質感のエクステリア、インテリア、未来を感じさせる「i-Cockpit」を備えている。

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エクステリアでは、フロントエンドは垂直の切り立ったラインでフロントマスクを強調。長いフラットなボンネット、高めのショルダーラインによりスポーティさ、力強さを主張している。もちろん大径タイヤ、219mmという最低地上高、前後バンパー、ホイールアーチ、ドア下端のプロテクターデザインにより一目見ただけでSUVであることが分かる。

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インテリア・デザインも圧巻だ。上質な仕上げと洗練されたデザインの中でもハイライトはi-Cockpitだ。i-Cockpitの中心となるメーター部のディスプレイは12.3インチの高精細画面で、様々な表示パターンが選択できるプログラマブル・メーターディスプレイになっている。

またインスツルメントパネルの中央には8インチ・タッチスクリーンを配置。車両設定やナビ、インフォテイメントは、その下側にある6個のピアノタッチのスイッチで表示項目をダイレクトに選択できるようになっている。

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上質なシートはテップレザー&アルカンターラ表皮を採用。芳香を演出するパフュームディフューザー、電動で開閉できるパノラミックガラスルーフなどを装備する。リヤハッチも電動で、ハンズフリーテールゲート機能も備えている。

搭載するパワーユニットは、日本仕様は1.6Lガソリン直噴ターボ(THP1.6:165ps/240Nm)、と2.0LのブルーHDiディーゼル(180ps/400Nm)の2種類で、トランスミッションは6速AT。駆動方式はプジョーのポリシーによりFFのみ。ただし、専用のトラクション・コントロールとして「アドバンスド・グリップコントロール」を装備し、舗装路、スノー、マッド、サンドなど路面に合わせて最適な駆動力が得られるようになっている。

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また3008は、最新のドライバー支援システムを採用。ZF・TRW製のカメラ+ミリ波レーダーにより自動ブレーキ、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニターシステム、アダプティブ・クルーズコントロールなどを網羅し、操舵支援機能も備えるなど、今後のプジョーの安全支援システムを先取りして装備している。

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3008の走りはエモーショナルなドライビング感覚を重視している。今までのSUVの常識をを打ち破る妥協のないハンドリング性能、ドライビング・プレジャーを実現することを目指して開発され、プジョーは3008をSUVの革命的な存在と位置付けている。なお展示車のタイヤはコンチネンタルのコンチクロスコンタクト(225/55R18)を装着していたが、導入モデルはサマーラジアルになる可能性もある。

またグレードとしてはGTラインも設定される。新型3008は、オール・フランス製で、パワーユニットはトレマリー、デュブランの両工場で製造され、ボディ組み立てはソショー工場で行なわれる。

■ニューSUV プジョー3008アンプリファイド エクスペリエンス・ツアー

新型3008のプロモーションのために企画された「ニューSUV プジョー3008アンプリファイド エクスペリエンス・ツアー」は、12月3日~2017年3月末まで全国15拠点のプジョー販売店を巡回し、実車を展示する。

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PEUGEOT LION MEETING 2016で日本初公開

さらにこのツアーでは、ノキアが開発したVR 360度ビデオ「NOKIA OZO」を使い、日本市場向けに撮影した走行動画でのバーチャル映像をVRヘッドセット、ヘッドフォンで体感できる。また販売店ではタブレットを使用したコンフィギュレーションシステムにより、ボディカラーや内装仕上げを詳細にチェックすることができる。

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