グループPSAジャパンは2020年10月1日、プジョー3008のリヤシートの取り付けに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
不具合の内容は、3008のリヤシートの開発段階での検証が不十分なため、リヤシート取付ボルトの締付トルクが不足している場合があるというものです。
この情報は本国からのもので、取り付けボルトの締め付けトルクが不足していると、走行中の振動により取り付けボルトが緩み、リヤシートフレームの溶接部が破断し、最悪の場合は乗員が安全に着座できない恐れがあるというものです。
対策としては該当車両のリヤシート取付ボルトを対策後のトルクで締め付けます。なお、リヤシートフレームに損傷がみられた場合は、リヤシートフレームを新品に交換することになります。
該当車種は2017年2月〜4月に輸入された3008で、合計258台です。