[高橋アキラ的WEC]メシ・新車発表・WEC観戦…プジョー一色な週末

WECな週末でした。
みなさん、こんにちわ。FMヨコハマ「ザ・モーターウィークリー」DJ&ジャーナリストの高橋アキラです。週末は富士スピードウェイでWEC。6時間の耐久レースがありました。ハイパーカーとGT3マシンによるFIA世界選手権でしたが、プジョー一色な週末を過ごしました。

あ、2戦連続の表彰台おめでとう「9X8」!ナインエックスエイトの93号車が2位、94号車が10位という結果です。前戦オースティンでは3位。今回は最終ピットでアルピーヌに逆転されたのがポイントでした。

それとプジョーの新型「E-208GTi」の発表もありました!

まずは、選手とメシです。

中央はご存じのロイック・デュバル選手。スーパーGTやフォーミュラ日本で活躍。8年間ほど日本でレースをして、シリーズチャンピオンを獲得してます。また2011年の東日本大震災も体験したと!

右はマルテ・ヤコブセン選手。なんと21歳でっせ。マニアな人なら知っていると思うけど、2024年はF2やヨーロピアン・ル・マンシリーズで宮田莉朋選手と一緒のチームだったりしました。

なにがそんなに楽しいのか。オレ。
左の女性はチームのマーケティングなど担当されている方でした。

記念写真。顔の幅が違いすぎるのはワロタ。

さて、予選前のピット。ロイックの顔が真剣。話しかけられない空気。モニターに小さくニック・デ・フリース(Gazooレーシング)が出とった。

ジャン・エリック・ヴェルニュー。こちらもフランスの有名ドライバーですわな。#93はこのヴェルニューとポール・ディ・レスタ、そしてミケル・イェンセンの組で見事2位ポディウムでした。

彼がイェンセン。決勝レースでは#6ポルシェにプッシュされながら1時間粘り抜いてチェッカー。

ほいで、ストフェル・ヴァンドーン。ストフェルは今季限りでプジョーチームを去るので、チームのみんなからサインをいれたスーツを記念に。フォーミュラEでもシーズン11はDSペンスキーだったので、フランスに縁がある人なんだね。デュバル、マルテ、ストフェル組です。

そして、もうひとつの目玉はE-208GTiの発表です。富士スピードウェイのグランドスタンド裏で、このように展示されてます。

プジョーブランドのCEOアラン・ファヴェさんが来日してプレゼンテーション。力入ってます。

なんでWECで、しかも市販車の発表なのかといえば、アジア地域での成長が22%プラスという状況。欧州ではややマイナス成長なので、アジアは大事。またWEC富士は日本での認知度とイメージをさらに高めるためとしています。

つまり、欧州ではレースに強いメーカーでないと市販車を買わないのが一般的。だからトヨタはWRCを一生懸命やっているんだけど、プジョーは日本も同様に考えたからでしょう。

で、さらにプジョーブランドの位置付けをシフトチェンジしたことも発表しました。「アッパーメインストリーム」と表現してたけど、大衆量販モデルの上級車ということ。セグメントはBとCに集中。ラグジュラーで、プレミアムにはDSがあって、大衆ブランドにはシトロエンがあって、なので上級カテゴリーにすると。

これはすでに進行形で新型3008はとても高級でありつつ、価格は抑えられてます。

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そして近未来技術のステア バイ ワイヤ技術で新しい走行体験の世界を提供することも発表。これは2年後に市場投入するというので、もう直ぐですね。

早速ステア バイ ワイヤ・・・(笑)アランさん、富士スピードウェイを9X8でドライブして楽しんでました。

ということで、プジョーな1週間でした。

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