2014年12月25日、プジョー本社は2015年1月4日から開幕するダカールラリーに臨むチーム体制とマシンの詳細を発表した。既報のように、ダカールラリーへ25年振りに復帰するプジョー・スポール、レッドブル、トタルの3社がタッグを組み、必勝体制でラリーの開幕を迎える。
プジョー・スポールチームは1987年から1990年にかけて205 T16 Grand Raid (グラン・レイド)、405 T16 Grand Raid で4連覇を成し遂げた。それから25年、チーム・プジョー・トタルはこのチャレンジに、すべての技術を投入して新開発したマシン、「2008 DKR」で出場する。
参戦体制は3台で、カルロス・サインツ、ステファン・ペテランセル、シリル・デプレという経験豊富なベテランがステアリングを握る。
そして出場マシンの2008 DKRは、3.0L・V6ツインターボエンジンをミッドシップマウントして、出力は340ps。駆動方式は後輪駆動としている。オフロードを高速で走行できるように、ホイールトラベルは460mmを確保。各輪ともにツインコイルスプリング/ダンパーを装備している。