プジョー・シトロエン・ジャポンは2016年4月22日、ドライビングの未来像を示すニュー プジョーi-Cockpitを発表した。最新の人間工学に基づいたヘッドアップインストルメントパネル、タッチスクリーンには、これまでにないテクノロジーが注ぎ込まれている。プジョーは、208、2008、308に搭載した初代プジョー i-Cockpitユーザー、220万人の使用データを基に研究を重ねた。ニュー プジョー i-Cockpitは、ドライバーのフィーリングを高め、パッセンジャーとともに新しい感覚とエキサイティングな空間をもたらすという。
●プジョー i-Cockpit:革新的なドライビングポジション
ユーザーへの調査により生み出されたのが、プジョー i-Cockpitとして知られる、革新的なレイアウトだ。小径のステアリングは、より俊敏な操作を可能にし、ドライブフィーリングを向上させ、直感的な感動をあたえる。ステアリングを握ると腕を広げずに快適な操作が可能で、リラックスしたドライビングポジションのまま、瞬時に反応することが可能だ。
ヘッドアップインスツルメントパネルは、必要なすべての情報をドライバーの正面に映し出し、視線移動を軽減し、運転に集中することが可能。小径ステアリングによる人間工学に基づいたドライビングポジションは、疲労を少なくし、ドライバーの快適性を向上させる。
また、大型タッチスクリーンは、ラジオやエアコンなどあらゆる操作を直感的に投影する。ドライバーは車両の情報を的確にとらえ、無理なく操作をすることができる。
●新世代プジョー i-Cockpit
プジョーのエンジニアとデザイナーは、ドライバーズシート前方に、いわば彫刻のようなデザインを描き出したという。ニュープジョー i-Cockpitは、これまでの魅力をすべて維持しながら、直感的なアレンジを加えている。
ステアリングをよりコンパクトにし、ドライバーの視界や足下スペースを開放できるよう、デザインを進化させた。
ヘッドアップインスツルメントパネルは、近未来的なグラフィックの12.3インチの高画像デジタルスクリーンとなる。自由にカスタマイズすることができ、ドライバーが必要とするすべての情報を視界に映し出す。それぞれの設定機能ではアニメーションや変化が強調され、見る楽しさがある。
大型8インチタッチスクリーンは、インスツルメントパネルの中央へタブレットのように配置。双方向のテクノロジーにより、使用時の反応と実用性を高めている。また、3Dナビゲーション、音声認識による接続やリアルタイム渋滞情報、ナビゲーションの指示を直接ヘッドアップディスプレイに表示することも可能。さらに、ハンズフリーで音声による操作、メッセージの自動読み上げおよび送信が可能だ。
そして、ミラースクリーン機能とApple CarPlay、Mirrorlink®とAndroidAutoとの連携する機能など、ニュープジョー i-Cockpitは、より感覚に訴える機能を追求し、それらは、ボタンを押すだけで様々な感覚につながっているのだ。