ドイツ・ブランドをアピールして「オペル」が日本にカムバック、そしてその歴史

2006年に日本を撤退した「オペル」が再び日本市場に帰ってくる。オペルは2020年2月18日に、東京都内でメディア向けの発表会を開催し、最初の投入車種が明らかになった。また日本語のオペルWEBサイトもオープンした。

Cセグメント・ハッチバックの「コルサ」。スポーティなドライビングプレジャーと先進安全装備、最新コネクト装備がアピール・ポイント。車名の「コルサ」は日本で採用するかは未定

オペルとは

オペルは1899年に創業した有数の歴史ある自動車メーカーで、第1次世界大戦前に貴族や富豪向けではなく医者など自営業者用の「ドクトルヴァーゲン」がヒット。小型で小回りの効く小型車から、メルセデスに比肩するラグジュアリーカー、高性能レーシングカーまでを製造する有力メーカーであった。

1909年型「ドクトル・ワーゲン」

第1次大戦後には「アマガエル」という愛称で呼ばれ低価格でコンパクトなピープルズカーを生産し大ヒットした。そして現在でもオペル車はヨーローッパでは確固とした存在感を持っている。オペルの企業ステートメントは「我らは自動車とともに生きる」だ。

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