【メルセデス・ベンツ 東モ】「コンセプト Sクラス クーペ」を日本で初披露 

Concept S-Class Coupé
ロングノーズ、コンパクト&ローなキャビン、緩やかな円弧を描くルーフによりモダンラグジュアリーと官能性を表現

2013年11月20日、メルセデス・ベンツ日本は、東京モーターショーで「コンセプト Sクラス クーペ」のジャパンプレミアを行なった。「コンセプト Sクラス クーペ」は今年9月のフランクフルトショーで初公開されているが、コンセプトの名称は付いているものの、そう遠くない時期に発売されるはずだ。

現在発売されている新型Sクラスのコンセプトは「モダンラグジュアリー」であるが、この4シータークーぺモデルは、その上に「明瞭な官能性」というデザインテイストを付け加えており、それはメルセデスの次世代モデルの姿を具現化したものだという。

Concept S-Class Coupé

「コンセプト Sクラス クーペ」の大きな特徴となっているのが、いかにも後輪駆動モデルらしいプロポーションであり、後方に向かって低くなるラインによって強調されている。パワードームを備えた長いボンネット、低くコンパクトに見えるグリーンハウス、高いベルトライン、力強いホイールアーチと21インチホイール(タイヤサイズは前:265/35R21、後:295/35R21)、ワイド感のあるリヤデザインにより、伝統とモダンさを表現している。なおディサイズは。全長5050mm、ホイールベース2945mm、全幅1958mm、全高1409mm。

インテリアのデザインも彫刻的な優雅さと簡潔さを採り入れている。ホワイトのインスツルメントパネルが官能性を表現しており、その曲線的形状はクジラの尾びれが海に隠れる直前の姿を想起させイメージだという。インテリア全体のデザインも上側と下側でウェーブを描く2 本のラインが明確な構造を織りなしている。

Concept S-Class CoupéConcept S-Class Coupé

「コンセプト Sクラス クーペ」のパワーユニットはV8型ツインターボエンジンで、排気量4663cc、最高出力455ps、最大トルクは700Nmを発生する。もちろん「インテリジェントドライブ」テクノロジーを搭載し、ステレオカメラにより車両前方の約50mまでを立体的に対象物を捉えるほか、「6Dビジョン」によって対象物の位置や動きを検知。さらに前方は最大500mまでレーダーで監視可能。これらのデータを総合的に処理することで多くの支援システムが作動するようになっている。

なお東京モーターショーでは、この「コンセプト Sクラス クーペ」以外に、「S 65 AMG long」、「SLS AMG GT FINAL EDITION」のジャパンプレミアが行なわれている。

メルセデス・ベンツ日本公式サイト

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