2013年9月10日、メルセデス・ベンツはフランクフルトショーで、全シリーズの頂点に立つモデルとして、「コンセプト Sクラス・クーペ」のワールドプレミアを行なった。モダン・ラグジュアリーをテーマにした「コンセプト Sクラス・クーペ」は、クラシックなイメージも漂わせたエクスクスクルーシブ・クーペだ。
搭載エンジンは、4.7LのV8型ツインターボで、455ps、700Nmを発生する。ハードウエアは基本的にSクラス・セダンと共通で、もちろんステレオカメラを使用したマジックボディコントロール、レーダー、ステレオカメラ、遠赤外線カメラを組み合わせたドライバーアシスト「インテリジェントドライブ」などをフル装備している。
またS500プラグインハイブリッドも正式にデビューした。80kW/340Nmのモーター駆動により約30kmをEV走行できる。また3.0L/100kmと、このセグメントで抜群の燃費であることをアピールする。搭載エンジンは3.0L・V6型ターボ。
BクラスEVもデビューした。メルセデスのEVは従来からテスラー社との共同開発により開発されているが、今回登場したBクラスEVは優れた加速性能もアピールポイントだ。搭載するモーターは130kW/340Nmを発生し、0-100km/h加速は7.9秒、最高速は160km/h(リミッター作動)。航続距離は約200kmとされている。