メルセデス・ベンツ日本は2023年9月29日､メルセデス・マイバッハの特別仕様車「メルセデス・マイバッハ Sクラス Haute Voiture（オート・ボワチュール）」を発表し予約注文の受付を開始した。なお、販売台数は日本で3台のみで、予約申し込みが多い場合は抽選販売となる。デリバリーは10月以降が予定されている。
この特別仕様車はメルセデスの最高峰モデルだ。Sクラスのロングホイールベースをさらに180mm延長し、リヤシートの居住性を高めたメルセデス・マイバッハ S 680 4MATICをベースにしており、デザイナーが顧客のために完全オリジナル衣装をデザインする高級仕立服のオートクチュールにインスパイアを受け、メルセデス・マイバッハが持つ最高の技術とデザインで「洗練されたラグジュアリー」を工芸的にハンドメイドしたモデルだ。それが「メルセデス・マイバッハ Sクラス Haute Voiture（オート・ボワチュール）」だ。
エクステリアは、ライトローズゴールドとノーティックブルーのツートーンペイントとし、ノーティックブルーペイントの20インチ・ディッシュホイール（鍛造）により上品で華やかなエクステリアに仕上げている。
インテリアは、ディープシーブルー・パイピング入りの専用クリスタルホワイト内装とし、ローズゴールドのアクセントを随所に配したオパールホワイトのインテリアトリム、そしてスリーポインテッドスターを模したアクセント入りのクリスタルホワイトナッパレザー・ルーフライナーを採用している。
また、ブークレ素材のファブリックをドアトリムやマイバッハロゴ入りヘッドレスト、追加クッションに取り入れている。
さらに、オート・ボワチュールのロゴ入りシリアルプレートや、ロゴ付リヤドアパネル、専用フロアマットなども特別装備している。
また、リヤドアの電動開閉機能やアクティブ・ロードノイズキャンセレーション機能など専属運転手付きのサルーンとして至高の快適性、静粛性を追求している。さらに、レザーに施された専用のステッチや使用面積が大幅に増加したインテリアのウッドトリムなどにより、ラグジュアリーさを極めた仕上げとなっている。
パワートレインは、メルセデス・ベンツのフラッグシップ・エンジンである5980ccのV型12気筒ツインターボエンジン「M279」型を搭載。最高出力612ps、最大トルク900Nmを発生し、9G-TRONICのトランスミッションと4輪駆動システムの4MATICを組み合わせることで、エンジン回転数を上げることなく快適な走行性能を実現している。
価格
メルセデス・マイバッハ Sクラス Haute Voiture：6300万円（税込み）
