メルセデス・ベンツ日本は2025年7月11日、「Gクラス」の限定車「G450d Edition STRONGER THAN THE 1980s(ISG)」の国内導入を発表し、7月17日までの期間限定で、予約受注を開始した。この限定車の販売台数は世界限定460台、日本は限定100台で、申し込みが限定台数を超えた場合は抽選での販売となる。デリバリーは7月下旬以降となる。

今回の特別仕様の限定車は、2023年にGクラスの総生産台数が50万台に達したことを記念して企画されたモデルで、初代Gクラスのモデルコード「W460」にちなみ、グローバルで460台販売されることになった。
G450d Edition STRONGER THAN THE 1980sは、初代モデル「280GE」に着想を得ており、1980年代のデザイン要素を各所に採用している。

ボディカラーは、初代のオプションカラーであった、以下の3色の復刻カラー(いずれもソリッドペイント)を採用。当時の雰囲気が現代の塗装技術で再現されている。
・MANUFAKTURアガベグリーン(55台) 有償オプション(+100万円)
・MANUFAKTURクリーミーホワイト(25台)
・MANUFAKTURコロラドベージュ(20台)
さらに、ウインカーランプも1980年代に主流だったオレンジ色とし、フロントフェイスやバンパー、ホイールアーチ、ドアミラーカバーはマットなブラックカラー仕上げに。5スポークの18インチ・アルミホイールや、1980年代の純正パーツを採用したシルバープレートの「Mercedes-Benz」リヤバッジ、専用デザインのスペアタイヤカバーなどが組み合わされている。

またフロントのイルミネーテッドステップカバーには、Gクラスが生産されるオーストリア・グラーツ近郊のショッケル山の地形が描かれ、このテストコースでの試験をクリアした証しとして与えられる「Schockl Proved」バッジは、本特別仕様車専用デザインとなっている。

インテリアは、往年のデザインをよみがえらせたという、レザーとファブリックのチェックパターンのシートが特長だ。助手席側グラブハンドルには「STRONGER THAN THE 1980s」の刻印が、センターコンソールには、限定モデルであることを示す「1 of 460」の刻印が貼られている。
装備と価格
