メルセデス・ベンツ日本は2022年1月12日、GL系35車種のマルチメディア・システムに不具合があるとしてリコールを届け出た。
このリコールは本国からの情報と市場からの5件の報告によるもの。
不具合の内容は、MBUXマルチメディアシステムの制御プログラムが不適切なため、起動時に何も表示しない、あるいは起動後に再起動し数秒間画像表示が途絶えることがあるというもの。そのため、画像表示装置によるカメラによる前方、左方の確認ができない恐れがある。
対策は、該当車両のMBUXマルチメディアシステムの制御プログラムを対策仕様に書き換えることになる。
該当車両は、2018年11月~2021年10月の間に輸入されたGLA、GLB、GLC、GLE、GLS、EQAの合計35車種、2万4132台。