メルセデス・ベンツ日本は2021年4月22日、Eクラスのハイブリッドモデルにおいて、高圧電気配線に不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合の情報は本国からによるもので、Eクラスのハイブリッド車において、高圧電気配線のシールド接点の設計が不適切であったため、高負荷走行などで電気モーターのアシスト量が多くなると接点の電気抵抗が増大し、許容電流を超え、シールド効果が十分に得られないことがあるというものです。
そのため発生する電気的なノイズがモーター制御システムに達することで通信障害を引き起こし、最悪の場合は走行中にエンジンが停止し、走行不能になる恐れがあります。
対策は該当車両の高圧電気配線をすべて対策品に交換することになります。
該当車両は2018年4月~2020年8月の間に輸入されたメルセデス・ベンツEクラスのE350e、E350deの2車種で、合計401台です。