メルセデス・ベンツEクラス E200(BSG搭載モデル)とE300を追加設定

メルセデス・ベンツ日本は2019年3月22日、Eクラス(セダン/ステーションワゴン)に、マイルドハイブリッドの「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」と48V電装システムを採用した、「E200アバンギャルド」と「E200アバンギャルドスポーツ」、そして、高出力と大トルクを発生する新エンジンを搭載した「E300アバンギャルドスポーツ」を導入し受注を開始した。なおデリバリーは6月以降が予定されている。

メルセデス・ベンツEクラス E200 E300 追加設定

E200アバンギャルド、E200 4MATICアバンギャルド

「E200アバンギャルド」、「E200 4MATICアバンギャルド」には新開発の1.5L・直列4気筒ターボエンジン「M264」と「BSG」、「48V電装システム」などを採用し、効率性、快適性、高性能化を同時に実現するパワートレーンを搭載した。

「M264」エンジンは最高出力184ps、最大トルク280Nmを発生。ターボチャージャーはツインスクロールシステムを採用し、可変バルブタイミング「CAMTRONIC(カムトロニック)」も搭載されている。また、エンジン内部の摩擦低減対策として、メルセデス・ベンツが特許を持つ「CONICSHAPE(コニックシェイプ)加工」を採用。これは、熱膨張を考慮し、シリンダー部が底部に向けてやや広がる形に加工することで、ピストンが熱膨張した際の摩擦を低減する技術だ。

さらに、ベルトを介してクランクシャフトと接続され、スターターとジェネレーターを兼ねるモーター「BSG」と「48V電装システム」は、回生ブレーキにより発電した電力を約1kWhのリチウムイオン電池に蓄え、エンジン始動時、変速時、加速時に最大160Nmのトルクでアシストするようになっている。

E300に搭載される2.0LのM264型エンジン
E300に搭載される2.0LのM264型エンジン

E300アバンギャルドスポーツ

「E300アバンギャルドスポーツ」には、E200と同じM264型エンジンの中でも、排気量が2.0Lの直列4気筒エンジンを搭載している。ツインスクロールターボチャージャーと可変バルブリフトシステム「CAMTRONIC」を採用し、低回転から高回転まで伸びやかな加速を実現。従来のE250と比較して、最高出力が47ps向上し、258psを発生。最大トルクは20Nm向上し370Nmとなっている。

メルセデス・ベンツ Eクラス諸元表

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メルセデス・ベンツEクラス E200 E300 価格表

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COTY
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