マニアック評価vol642
メルセデス・ベンツのAMGに新たなラインアップが加わり「AMG53シリーズ」が誕生した。2018年9月に発表されたAMG53シリーズは現在Eクラスのセダン/ステーションワゴン、クーペ/カブリオレ、そしてEクラスファミリーのCLSにラインアップされている。そのE53 4MATIC+セダンに試乗したのでお伝えしよう。
AMGには43、45シリーズと63、65シリーズがあるが今回の53シリーズは電動化されたパワーユニットというのが特徴のAMGだ。搭載するエンジンは直列6気筒3.0Lのガソリンに48Vモーター、電動スーパーチャージャー、そしてターボチャージャーを搭載したモデルで、インテリジェントなハイパフォーマンスと快適性を両立させたモデルだ。
試乗インプレッション
試乗モデルはEクラスのセダン。「メルセデスAMG E53 4MATIC+」で1202万円のモデル。最初に驚いたのはエンジンスタートが静かで滑らかなこと。ブリッピングのようにバフォーンとは始動せず静かにかかる。これは搭載する電動モーターが始動するためで、インテリジェントな部分だと感じる。