メルセデス・ベンツ CLEにAMG53 4MTAICモデルを追加

メルセデス・ベンツ日本は2024年6月25日、 メルセデス・ベンツの最新世代の2ドアクーペであるCLEに「メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+クーペ(ISG搭載モデル)」を追加し発売した。

CLEクーペは、メルセデス・ベンツのクーペの伝統を受け継ぎながら、革新的なコンセプトとテクノロジーを採用し、クーペならではの美しく伸びやかなデザインや専用の快適装備、スポーティな走行性能を備えた新しい2ドアクーペだ。

メルセデス・ベンツAMG CLE 53クーペのボディサイズは CLE 200クーペと比べ、全長4855mm(+5mm)、全幅1935mm(+75mm)、全高1435mm(+15mm)と前後にワイドフェンダーを採用したことで、全幅を拡幅し、ダイナミックさを強調。

また、インテリアはメルセデスAMGにふさわしく、ハイパフォーマンスを感じさせるデザインでまとめられるとともに、ゆとりある室内空間も十分に確保している。さらには、学習能力や使い勝手を高めた第3世代のMBUXも搭載。ドライバーの操作負担を軽減するルーティン機能や予測提案を行なうゼロレイヤーなど、新時代の室内環境を生み出している。

パワートレインは3.0L直列6気筒ターボエンジンに第2世代のISGと48V電動スーパーチャージャー(最高1.5バール)を組み合わせて搭載する。出力は449ps/560Nm(オーバーブースト時で600Nm)。さらにISGにより23ps/205Nmが追加される。

前後のトルク配分を最適に制御する4輪駆動システムAMG 4MATIC+を搭載。トランスミッションは9速のスピードシフト9Gを組み合わせている。

AMG RIDE CONTROLサスペンションは、スポーティなスプリング/ダンパー設定とアダプティブダンピングを備え、優れたハンドリングと高い快適性を兼ね備えている。4輪それぞれのダンパーの伸び側と縮み側に独立したバルブがあり、ダンパーレスポンスは、走行状況や路面状況に合わせて素早く、正確に変化する。またダンパー特性はダイナミックセレクトの「Comfort」、「Sport」、「Sport+」を選択できる。

また最大2.5度操舵されるリヤ・アクスルステアリングを備え俊敏でダイナミックなドライビングと小回り性を両立させている。

さらによりダイナミックなドライビングを求めるためのオプションのAMGダイナミックパッケージも設定されている。このパッケージでは、AMGレッドブレーキ・キャリパーやAMGカーボンファイバー・インテリアトリムが装備される。またドライブモードに「DRIFT」モード、「RACE」モードが追加される。

デザイン面では、前後のトレッドが標準モデルのCLE 200に比べ幅広になり (前:+50mm、後:+70mm) 、標準の19インチホイールと合わせ迫力を増している。(オプションのレザーエクスクルーシブパッケージを選択することで 20インチホイールを装備可能)

フロントは、パワードーム、シャークノーズ・デザイン、新しいシャープな形をしたヘッドライト、AMG特有のAシェイプのグリルを装備。また、ラジエターグリルの大きなエア・インレットや2つのクロスフィンを備えた外側のエア・インレットも装備されている。

インテリアは、プレミアムクーペのスポーティさを引き立てるドライバーオリエンテッドなコックピットデザインを採用。12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイがインスツルメントパネルに配置されている。そして11.9インチのメディア・ディスプレイは約6度、ドライバー側に傾けたデザインとなっている。

インスツルメントパネル全体にはアンビエント照明も装備される。トリムは標準でブラックオープンポアウッド・インテリアトリム、オプションのAMGダイナミックパッケージを選択すると、AMGカーボンファイバー・インテリアトリムが装備される。

シートは2色のナッパレザー(ブラックとトンカブラウン/ブラック)を用意し、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージを選択すると、2色のAMGナッパレザー(ブラックとパワーレッド/ブラック)から選択できる。また、レザーエクスクルーシブパッケージは、マルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)やシートベンチレーター(シートヒーター機能含:運転席/助手席)が含まれ、極上の快適性を提供する。

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