メルセデス・ベンツ Cクラスにプラグインハイブリッドモデル「C 350 e AVANTGARDE」を追加

C350e_01メルセデス・ベンツ日本は2015年12月4日、Cクラスのラインアップにプラグインハイブリッドモデルの「C350e AVANTGARDE」と「C350e AVANTGARDE STATIONWAGON」を追加し、全国の正規ネットワークを通じて受注を開始した。なお、デリバリーは2016年1月からを予定している。この両モデルは2.0Lガソリンエンジンと電気モーターを状況に応じて使い分けることで、優れたパフォーマンスを発揮。メルセデス誇る安全運転支援システム「レーダーセーフティ」も標準装備としている。

C350e_022014年7月にフルモデルチェンジを行なったCクラスは「アジリティ&インテリジェンス」のコンセプトに基づき、素材選びから設計、製造工程に至るまであらゆる部分にメルセデスが誇る最先端技術を投入。大きな進化を遂げた結果、「2014-2015インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」をはじめとする数多くのプライズを日本国内でも受賞している。

現在、Cクラスは1.6L直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載するC180シリーズ、2.0L直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載するC200AVANTGARDEとC250 Sports、2.2L直列4気筒BlueTECクリーンディーゼルを搭載するC220d AVANTGARDE、専用開発された高出力の3.0LV6直噴ツインターボエンジンを搭載するC450AMG 4MATIC、メルセデスAMG社が完全自社開発したAMG4.0LV8直噴ツインターボエンジン搭載のMercedes-AMG C63に至るまで、幅広いラインアップを取り揃えている。

そして今回加わったのが、プラグインハイブリッドモデルのC 350 e AVANTGARDEだ。パワートレーンにはC250 Sportsに搭載される最高出力211ps(155kW)/最大トルク350Nmの2.0LBlueDIRECTエンジンに、最高出力82ps(60kW)/最大トルク340Nmを発生し、ブースト機能も併せ持つ高出力の電気モーターを組み合わせている。C350e_04

システム全体で279ps(205kW)/600Nmを発生し、最新世代エンジンと高出力モーターによる途切れのない加速感を提供。市街地から高速道路まで、幅広く電気モーターのみで走行が可能だ(最高速度は130km/h)。EVとしての航続距離は最大約30km(セダン:28.6km/ステーションワゴン:28.8km)となっている。なお走行中にも回生ブレーキなどによりバッテリーの充電を行なうため、充電設備がない場合でも電気モーターのみでの走行が可能だ。

JC08モード燃費は、セダンが17.2km/L、ステーションワゴンが16.5km/Lとなっている。リチウムイオンバッテリーの充電時間は、フル充電までCHARGEモードで約40分、AC200V電源使用で約4時間。大容量のリチウムイオンバッテリー(6.2kWh)を搭載していながら、セダンのトランク容量は335L、ステーションワゴンのラゲッジルーム容量は350~1370Lを確保。十分なユーティリティ性も確保している。
C350e_03安全性と快適性を高次元で融合した革新的テクノロジー「インテリジェントドライブ」の新機能のひとつの「インテリジェントアクセルペダル」も備えている。まずプレッシャポイント機能では、アクセルペダルの抵抗を増すことで、ドライバーにEVモードかハイブリッドモードかの切替ポイントを知らせる。またダブルパルス機能では、アクセルペダルに2回のノックパルスを発生させることで、アクセルから足を放す適切なタイミングをドライバーに知らせるというものだ。

C350e AVANTGARDEは、エコカー減税において自動車重量税と自動車取得税が100%免税となり、さらにクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金をセダンでは最大17万円、ステーションワゴンでは最大13万円受けることができる。なお、メルセデスのプラグインハイブリッドモデルはS550eに次ぐ2車種目となる。C350e_05

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