メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は2018年1月11日、メルセデス・ベンツの2017年の新車販売台数が前年比1.2%増の6万8215台(2016年:6万7378台)となったことを発表した。これによりメルセデス・ベンツは、2013年より5年連続で年間販売台数過去最高記録を更新し、国内で販売されている純輸入車として3年連続で首位を獲得。さらに5年連続でプレミアムブランドの首位となった。またメルセデスの最新テクノロジーを投入したシティコンパクトのスマートは、2年連続で過去最高となる4638台(2016年:4508台)を記録している。
MBJによると、2017年は顧客の多様なライフスタイルに応えるべく、年初より続々と新型モデルを導入。フルイヤーを迎えた中核モデルのEクラスをはじめ、8月に発表した旗艦モデルのSクラス、そして充実のSUVモデル(GLA/GLC/GLCクーペ/GLE/GLEクーペ/GLS/Gクラス)の販売が特に好調だったとのこと。さらに主力モデルのCクラスをはじめ、コンパクトモデル(Aクラス/Bクラス/CLAクーペ/CLAシューティングブレーク/GLA)が堅調に台数を増やし、年間販売記録の更新に大きく貢献したとしている。2018年1月11日現在、MBJの商品構成は32車種166モデルまで拡大している。
またダイムラーの中長期戦略「CASE」の柱のひとつとして、デジタルカーライフを提供する先進的なテレマティクスサービス「Mercedes me connect」を導入し、オンラインでの車両販売「Mercedes-Benz Online Store」も2017年に開始。さらに世界初のAMG専売店「AMG東京世田谷」や日本初のsmart専売店「smart center京都,the garden」の開設など、新しい取り組みにも注力した1年となった。
MBJの上野金太郎代表取締役社長兼CEO(写真は20181月10日の「63シリーズ」発表会のもの)は、「MBJは2017年、商品力強化はもちろん、お客様の心の高まりや満足を創り出すための多くのチャレンジをし、強いご支持を頂戴することができました。2018年も引き続き、先進性のある魅力的な商品の展開と、最高のブランド体験“Best Customer Experience”の提供を通じて、メルセデス・ベンツおよびスマートの魅力を余すところなくお伝えし、全国の正規販売店と一丸となって、皆様に選ばれ、最も愛されるブランドを目指してさらに邁進してまいります」とコメントしている。