2016年2月19日、マクラーレン・オートモーティブは、ビスポーク部門であるマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(以下、MSO) より、カーボン・ファイバーを幅広く採用したマクラーレン P1(TM)およびマクラーレン 675LT スパイダーをジュネーブ国際モーターショーにて初公開すると発表した。
ジュネーブ国際モーターショーへの参加は今回で4回目となり、展示モデル数も過去最大級になるという。
完売されて以降、公式の場に初登場する675LT スパイダーのビスポーク・モデルも出品される。その他、マクラーレン 650S GT3レーシングカーと、今後発表予定のニューモデルとともに公開される。
またMSOが仕上げたマクラーレン P1(TM)は、これまで生産された375台のモデルのうちの1台であり、ボディにはフルビジュアルカーボン・ファイバーが採用されている。このフルビジュアルカーボン・ファイバーはハンドメイドで仕上げられており、「リオ・ブルー」で薄くペイントが施されている。
また、ジュネーブ国際モーターショーで初公開となるマクラーレン 675LT スパイダーの車両本体価格は、4691万5000円(税込)。500台の限定生産だが、すでに完売となっている。MSO独自のセラミック・グレーでカラーリングされ、標準モデルに比べてカーボン・ファイバーをさらに多く採用し、サーキットによりフォーカスしたスパイダーモデルである。サテン・カーボン・ファイバーでフィニッシュされたリトラクタブル・ハードトップとトノカバーは、30km/hで走行中も操作可能で、重量の約1kgの削減に貢献しているという。