マクラーレン・オートモーティブは、次に導入されるのはアルティメットシリーズ・モデルであることを発表した。そのコンセプトは、マクラーレンがデザインした中でも最もサーキット指向が強い究極のクルマとされている。
「BP23」のコードネームで世界初のハイパーGTとなることを目指している未来のアルティメットシリーズ・モデルに先駆け、この新モデルは2018年の第1四半期に公開される予定。マクラーレン・アルティメットシリーズに加わるこれら2つの新モデルは、生産台数が極めて限られており、既にすべてのクルマの割り当てが決定している。アルティメットシリーズは、マクラーレンの中核であるスーパーシリーズの上位という位置づけであり、明確な焦点を持っている。
このシリーズの過去のモデルには、McLaren P1とMcLaren P1 GTRがある。
アルティメットシリーズに新たに加わる今回の新モデルは、究極のサーキット・ドライビングモデルでありながら、法的に一般の公道での走行も可能。しかし、日常走行での使いやすさよりも、サーキットでのドライバー・エクスペリエンスを極限にまで高めることに重点が置かれている。荒々しいとも形容できるそのデザインは、マクラーレンの「フォルムは機能に従う(form follows function)」という哲学をこれまでで最も純粋な形で表現したものとなるだろう。
車名を含めた詳細は、今年の末までに明らかにされる予定だという。