【マクラーレン】マクラーレンGT3レースの日本開催計画

マクラーレン・オートモーティブは2026年4月1日、日本市場を含むアジア地域でGTレースへの参加体制を強化し、ブランド価値のさらなる向上に取り組むと発表した。

「マクラーレン・トロフィー」の計画を発表するマクラーレン・ジャパンの正本嘉宏代表

マクラーレン・オートモーティブは、日本をGTレーシングにおける極めて重要な市場のひとつと位置づけており、「マクラーレン・トロフィー(McLaren Trophy)」を2027年度からの日本で開催するための準備を本格化していた。このワンメイク・レースの詳細については2026年6~7月頃にあらためて正式に発表する予定としている。

また同時に、日本市場におけるGTレース活動を支える体制強化の一環として、新たなサービスパートナーを含む協力体制の構築も進めている。

「マクラーレン・トロフィー・レース(アメリカ)

「マクラーレン・トロフィー」は現在、ヨーロッパ、アメリカで年間各5戦、レース専用車両である「アルツゥーラ トロフィー EVO」を用いて展開されているワンメイクレースで、競技性とホスピタリティを高い次元で両立させたシリーズが特長だ。

ドライバーの技量に応じたクラス分けにより、参加者は自身に近いレベルのライバルと競いながら、マクラーレンならではのパフォーマンスとブランド体験を深く味わうことができる。日本での開催は、「マクラーレン・トロフィー・アジア」の一環としての実施を前提に検討を進めている。

マクラーレンのロードカーの歴史は、常にGTレーシングととも歩みを勧めている。純粋なロードゴーイング・スポーツカーをベースとしながら、1995年のル・マン24時間レースで衝撃的な総合優勝を成し遂げた「F1 GTR」以来、マクラーレンのGTレーシングカーは、「12C GT3」、「650S GT3」、「570S GT4」、「720S GT3 EVO」、「アルトゥーラ GT4」へと進化し、GTレーシングの系譜を継続して築いてきた。

ベース車両からカーボンモノコックを採用するマクラーレンの車両は、GTレースにおいて際立った個性と優位性を備えている。

世界耐久選手権・テキサス戦でGTクラス優勝した「720S GT3 EVO」

2025年、マクラーレンのGTレース活動は大きな成果を収めている。まず、「720S GT3 EVO」が、テキサスのCOTA(Circuit Of The Americas)で世界耐久選手権レースで初勝利を挙げた。さらに、バルセロナではGT3レースで重要なGT世界耐久選手権カップ最終戦でも優勝している。

また、「アルトゥーラ GT4」は、ニュルブルクリンク24時間レースのGTカップ・クラスで優勝し、イギリスGT選手権のGT4カテゴリーでもタイトルを獲得。2026年も積極的にGTカーレースに参戦する計画だ。

マクラーレンは次世代GT3車両の開発・投入も見据えながら、日本国内におけるGTレース活動の可能性についても検討を進めていく。将来的には、国内主要カテゴリー(スーパーGTなど)を含むさまざまな参戦を視野に入れ、日本市場におけるモータースポーツ活動のさらなる発展を目指すとしている。

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