2017年モデルの「RANGE ROVER」と「RANGEROVER SPORT」を発表。ディーゼルエンジン搭載モデルもラインアップ

ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社は「RANGE ROVER」とプレミアム・スポーツSUV「RANGE ROVER SPORT」の2017年モデルを2016年12月8日より全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにて受注を開始した。

この2017年モデルのレンジローバーとレンジローバー・スポーツには、最高出力258PS、最大トルク600Nmを発生する3.0LのV6 ターボチャージド・ディーゼル・エンジン（TDV6）搭載モデルがラインアップに加わっている。またデジタルメーター類だけでなく、ドライバー専用のフルスクリーン・ナビゲーション・ディスプレイとしても活用できる12.3インチTFTインストルメント・クラスターと、直感的なタッチ操作が可能な10.2インチのインフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」を全グレードに標準装備しているのも特長となっている。

この「InControl Touch Pro」には、ランドローバー初となる通信機能をオプションとして追加可能となっていて、装備するとロードサイドアシスタンスが必要になった場合や乗員の急病時に、車内上部のボタンを押すことでオペレーターと会話ができるようになるほか、アプリを介して車両位置情報やトリップデータ、ドアやウィンドウの開閉状況の確認、施錠やエアコンを遠隔で操作することが可能となる。

12.3インチのインストルメントクラースタート10.2インチインフォテインメントシステムは標準装備。 — 12.3インチのインストルメントクラースタート10.2インチインフォテインメントシステムは標準装備

通信機能をオプション装備するとWi-Fiホットスポット化も可能となる。 — 通信機能をオプション装備するとWi-Fiホットスポット化も可能となる

さらにスペシャル・ビークル・オペレーションズ（SVO）が設計・開発を手掛けた、「SVAutobiography DYNAMIC」というグレードも新たに追加。このグレードには最高出力550PS、最大トルク680Nmを発生する5.0L　V8スーパーチャージド・エンジンが搭載されていて、エクステリアにはグラファイト・アトラス仕上げのフロントグリルとボンネットフィニッシャー、SVOサイドベント、ブレンボ・レッドキャリパーなどの専用デザインを取り入れ、インテリアには4色から選べるダイヤモンド・キルテッド・ステッチを施したセミアニリン・レザーシート、ノール加飾が施されたスイッチ類などを装備することで、高級感あふれる空間となっている。