ローマ法王のランボルギーニ・ウラカン、オークションにて約9340万円で落札

モンテカルロのグリマルディ・フォーラムで開催されたRMサザビーズのオークションで、2017年11月27日にフランシスコ法王に贈呈されたランボルギーニ・ウラカンRWDのワンオフモデルが出品され、71万5000ユーロ(日本円で約9340万円)で落札された。

フランシスコ法王 ランボルギーニ・ウラカンRWD 71万5000ユーロで落札

この後輪駆動のランボルギーニ・ウラカンは、ランボルギーニのカスタマイズ部門であるアドペルソナムが製作を手掛けたもの。特別仕様の本モデルは、バチカン市国の旗の色に敬意を表し、Bianco Monocerusの白をベースに、ウラカンのシルエットに沿ってGiallo Tiberinoの黄を施している。

フランシスコ法王 ランボルギーニ・ウラカンRWD 71万5000ユーロで落札

今回のオークションでの収益は、すべてフランシスコ法王に寄付され、その収益は以下の各種プロジェクトに割り当てられる予定となっている。
・法王が関係する財団「Aid to the Church in Need(支援を必要とする教会を援助する会)」の後援の下で進められているニネベ平原の再建。このプロジェクトは、キリスト教徒のコミュニティがイラクのニネベ平原に戻れるよう、住宅や公的施設、教会の再建を目的としている。
・人身売買等の被害を受けた女性を支援する「ヨハネ23世コミュニティ」によるPope Francis House Project(フランシスコ法王ハウス・プロジェクト)。2018年に、コミュニティ創設者オレステ・ベンツィ神父の10周忌と同コミュニティ創設50周年を迎えるにあたっての寄付となる。
・主にアフリカで、支援を必要とする女性と子供たちに重点を置いて何年も活動を続けてきたイタリアの団体、マルコ・ランツェッタ博士率いる「GICAM」と「Friends for Central Africa」。

フランシスコ法王 ランボルギーニ・ウラカンRWD 71万5000ユーロで落札

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