ジャガー・ランドローバーは2017年8月9日、2017年18年度第1四半期(2017年4〜6月)の決算を発表した。
それによると第1四半期の世界販売台数は、前年同期比3.5%増の13万7463台に達している。これはジャガー初のパフォーマンスSUV「F-PACE」(前年同期比 86%増)や、「RANGE ROVER」(前年同期比 14%増)、中国市場において新しく導入したロングホイールベース仕様のダイナミック・ラグジュアリー・サルーン「XFL」(「XF」全体の販売台数は前年同期比22%増)などがけん引して達成したもの。前年同期比の販売台数は、中国(30%増)と北米(16%増)は増加し、欧州では横ばい、英国(14%減)では減少している。英国における販売台数減少は、その一因として、2017年4月に英国で導入された車両使用税による一時的な影響が考えられている。
ジャガー・ランドローバーCEO ラルフ・スペッツ博士
「この厳しい市場環境においても、当社は引き続き、収益性を確保し持続可能な成長を目指した計画を推進しています。ジャガー・ランドローバーにとって前例のないペースで新型モデルの開発・投入に取り組んでおり、ワールドクラスの車両を作ることに全力を注いできました。さまざまな賞を獲得した『F-PACE』をはじめ、新しいブレード技術を採用した魅力的なミッドサイズ・ラグジュアリーSUV『RANGE ROVER VELAR』や、多用途性に富んだランドローバーのフルサイズSUV新型『DISCOVERY』などは、おかげさまでお客様から好意的な反響を得ています。さらに、今後投入を予定しているコンパクト・パフォーマンスSUV『E-PACE』、ダイナミック・ラグジュアリー・サルーン『XF』にさらなる実用性を追加した『XF SPORTBRAKE』、ジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV『I-PACE』は、当社のラインアップを確実に強化し、さらに多くの新しいお客様を魅了するでしょう」