2013年11月11日、フォードは世界中で展開するグローバル・プロダクトのコンパクトカー、フィエスタを、2014年初頭に日本へ導入すると発表した。
新型フィエスタは、3気筒997ccのエコブースト(EcoBoost)エンジンを搭載。エコブーストは直噴(高圧燃料噴射)、Ti-VCT(吸排気独立可変バルブタイミング機構)に先進のターボ・テクノロジーを組み合わせ、さらにそれを最適に制御するコントロールモジュールによって、低燃費とパワーを両立したエンジン。フィエスタの1.0リッターエンジンも最高出力100ps、最大トルク170Nmを発揮する。
エクステリア、インテリアのデザインには、フォードが提唱するキネティック(動的な)デザインコンセプトをさらに進化させたデザインテーマ“One Global Design Language”が反映されている。クロームバーが配された特徴的な一体型の台形グリル、シャープに切れ上がったヘッドランプなど、より力強いデザインだ。
フォード・ジャパンでは、フォードのブランド・プロミス「Go Further」の下、2013年は新型フォーカス、新型クーガを導入。2014年もこの新型フィエスタの導入によって、これまで以上にフォード・ブランドの認知と成長を目指している。
■フォード・フィエスタ主要諸元(日本導入予定車)
全長×全幅×全高:3995×1720×1475mm
駆動形式:FF
エンジン:直列3気筒直噴式インタークーラー付ターボ
総排気量:997cc
最高出力:100ps/6000rpm
最大トルク:170Nm/1400-4000rpm
トランスミッション:6速PowerShift(デュアル・クラッチ・トランスミッション)