2016年6月30日、FCAジャパンは7月1日から全国79ヶ所のフィアット正規販売店でアバルト・ブランドの全モデルの販売を開始した。同時に店舗名も「フィアット／アバルト＋地名」に変更する。
FCAジャパンは、クライスラーとの合併を経て企業基盤を固めた後、商品・ブランド力を再構築し、2016年から向こう3年間は第3フェーズと位置付け、販売強化を目的に正規販売ネットワークの充実化を図って行くという。
アバルト・ブランドは2009年の日本導入と同時に主要都市4拠点に専売店舗をオープン。その後ブランド育成に努めると同時に商品拡充に伴い全国25店舗にまで拡大させた。FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は「今回の発表は、FCAジャパンの正規販売ネットワーク充実化プロジェクトの第一弾であり、年内にあと2回の発表を予定しています。FCAグループの中で日本は、アバルト・ブランドにとって最も重要な市場の一つであり、ここまでの成功が今回のアバルト販売店舗拡大およびフィアットとの併売に繋がったと自負しており、日本のお客様に感謝しております」と語る。
新しいフィアット／アバルト正規ディーラー販売店は、2016年秋に発売を予定している新型「アバルト124スパイダー」を始め、アバルトの全モデルを展開する。
■アバルト124スパイダーのデビュー日が決定
注目のアバルト124スパイダーは、8月5日～7日に千葉・幕張メッセで開催される「オートモビル カウンシル 2016」で日本で初公開となる。
・AUTOMOBILE COUNCIL 2016 (オートモビル カウンシル 2016)
http://www.automobile-council.com/
・幕張メッセ 2016年8月5日（金）～ 8月7日（日）9：00～18：00
