FCAジャパンは2020年10月23日、「フィアット500/500C」に、個性的なデザインで上質な装備を採用した限定車「500/500Cドルチェヴィータ」を設定し、12月12日から合計275台の限定モデルとして発売すると発表しました。
限定車のモデル名「Dolcevita（ドルチェヴィータ）」は、イタリア語で「甘い生活」を意味します。フェデリコ・フェリーニ監督の伊映画「La dolce vita」（1960年、邦題：甘い生活）で一躍広まったこの言葉は、大人のアバンチュールを象徴したもので、快楽主義的な意味を持っています。
ドルチェヴィータという言葉は退廃的でありながらロマンチックで贅美をつくした世界観を象徴しています。限定車500/ 500Cドルチェヴィータは、日常を華やかに演出するデザインや上質な装備を採用したモデルになっています。
500/500Cドルチェヴィータのデザインは、1960年代時代のイタリアのビーチに着想を得た、ノスタルジックな雰囲気を再現。エクステリアは、クロームのエンジンフードラインやエクステリアミラーカバー、ホワイト＆シルバー塗装の専用16インチアルミホイール、ボディ全周を取り囲むレッドライン、ボディ同色のサイドモールディングにより、優美な佇まいが演出されています。さらにリアゲートには「Dolcevita」ロゴが加えられています。
ボディカラーは人気のボサノヴァホワイトを採用。またオープンモデルの500Cドルチェ ヴィータには、ビーチパラソルをイメージしブルーやホワイトを取り入れた専用ストライプソフトトップが組み合わされています。
インテリアはアイボリーを基調とし、ナチュラルウッドの専用インストルメントパネルや、ポルトローナフラウ社製のレッドパイピング付レザーシート（一部ファブリック）、専用フロアマットにより、上質感のある仕上げとなっています。
価格
フィアット 500 ドルチェヴィータ(175台：右ハンドル）：265万円(税込み）
フィアット 500C ドルチェヴィータ(100台：右ハンドル）：289万円(税込み）
