【コラム】「ライオンのまわりは段々畑」~新型「プジョー3008」@吉田由美

VOL.83吉田由美のピンポイント&チャームポイント

「ライオンのまわりは段々畑」~新型「プジョー3008」@吉田由美

プジョーのコンパクトSUV「3008」がフルモデルチェンジし、2代目「3008」になりました。このクルマ、2017年のヨーロッパカーオブザイヤーを受賞しています。

エクステリアのデザインは一新され、クロームのアクセントが煌びやか。ボディは全長が+85mmの4450mm。一方、全高は-5mmの1630mmで、今ドキ流行りのクーペスタイルのSUV。しかし100㎏も軽量化されています。

パワートレーンは1.6Lターボエンジンで165馬力です。

ヘッドライト、グリル中央のデザインに破線を採用
ヘッドライト、グリル中央のデザインに破線を採用

目に付くのは「破線」をモチーフに使ったデザイン。
特に、フロントグリル中央のデザインは点線に見えます。しかも少し上から見ると互い違いにしてあるのが分かります。それで、奥行きが出て立体感が倍増。

グリルの破線は微妙にズラして立体感を創出
グリルの破線は微妙にズラして立体感を創出

これを横一本線にしてしまったらありがちなデザインになってしまいますが、それを破線にしたところが斬新。しかもプジョーの「ライオン」エンブレムが引き立ちます。

「ライオンのまわりは段々畑」~新型「プジョー3008」@吉田由美_01

フロントのヘッドライトにも破線のモチーフが使われています。LEDをつかって点線のように見えます。やっぱりイタフラブランドは人を驚かせるデザインアイディアの泉ですね。

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