吉田由美のピンポイント&チャームポイントVOL.70
新型「セレナ」のトピックといえばなんといっても「自動運転技術」と謳っている「プロパイロット」。
プロパイロットをセットし、希望の車速になったらセット完了。その後は、常に車線の真ん中を維持しながら、前の車との距離を取って走ってくれます。
しかし、残念ながら自動運転ではなく、「運転支援」レベル。なにしろ、カメラが車線を認識しなくなると勝手に設定が解除されてしまうため、むしろ頻繁に「プロパイロット」の作動状況を確認しなければならず、むしろそれで目線や注意が「プロパイロット」の作動状況がわかる画面に留まることが多く、ちょっと危険。
日産といえば、約2年ほど前に俳優 西島秀俊さんが結婚したお相手、当時「プロ彼女」と言われた方は、横浜の日産ギャラリーに務める「元ミスフェアレディ」。
私は特に西島さんのファンではありませんでしたが、なぜかどことなく寂しい感じがしたことを憶えています。その時、西島さんが彼女(奥様)に出した7か条とは、
1) 仕事のわがままは許すこと
2) 映画鑑賞についてこない
3) 目標を持ち、一生懸命な女性
4) いつも一緒を求めない
5) 女の心情の理解を求めない
6) メールの返信が無くてもOK
7) 1か月以上会話無しでも我慢すること
だそうですが、この厳しい条件を守っていたため「プロ彼女」と呼ばれたのですが、「プロパイロット」にも
これぐらい厳しくできないと「プロ」とネーミングが付くのであれば、もう少し完璧じゃないと・・・。
現在の「プロパイロット」はまだまだ「セミプロパイロット」ぐらいです。
市販車ではまだ難しいとしても、実験では「自動運転」は可能なレベルのはずですし、本当の意味での「プロパイロット」が搭載される日を楽しみにしています。
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