【コラム】クラウンの”和色遊び”はキラキラネーム~「トヨタ クラウン」@吉田由美

吉田由美のピンポイント&チャームポイントVOL45

1955年に誕生した「トヨタ クラウン」も、今やもう14代目。しかも先日、マイナーチェンジが施されました!

トピックスとしては、2.0L直噴ターボエンジンの追加や、世界に先駆けて「ITSコネクト」を搭載したことなどですが、個人的にはアスリートシリーズに設定された12色もの「ジャパンカラーセレクションパッケージ」に注目しています。

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クラウンというと、もともとはコンサバなセダンだし、落ち着いたイメージ。しかし、「ゼロ・クラウン」ぐらいから”攻めてるセダン”を意識しているのかも。特にボディカラーは攻めの姿勢で、代表的なのはピンクのクラウン。その後も、若草色や綺麗なブルーなどを取り入れ、私たちの目を楽しませてくれていました。

そして、今回のマイナーチェンジでは12色の設定! コンセプトは「ときの移り変わりを表す日本の色」というだけあって、そのネーミングも素敵。CMなどにも使用されているコミュニケーションカラーと思われる綺麗なブルーは「天空」と書いて「そら」と読ませるキラキラネーム。ほかにも「茜色(あかねいろ)」や「紺碧(あお)」など。

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お気に入りカラーはこの「天空」。天空と書いて「そら」と読ませるキラキラネーム

そういえば小さかったころ、色鉛筆やクレヨン、絵の具などでたくさんの色を持っているコが羨ましがられていたなぁ。そんな記憶があるせいか、たくさんボディカラーの種類があると、なんとなく嬉しいし、わくわくします! と思って、発表会会場には全色勢揃いと聞き、全色撮影しようと思ったのですが…意外にも、地味~(笑)。

ブルーの「天空」がやはり一番目について、ほかには落ち着いた赤の「紅(くれない)」、オレンジの「茜色(あかねいろ)」あたりが派手目の色。そこに薄いピンクの「仄(ほのか)」、が加わり、薄いグリーングレーのバリエーション3色、ブルー系のバリエーション3色、ブラウン系のバリエーション3色といった設定。

やっぱりクラウンだと、どうしてもこういったお上品系のカラーが中心になるのかも。

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