ZF スーパーGT選手権 GT500クラスの「チームクニミツ NSX-GT」とスポンサー契約

2018年3月8日、自動車関連部品のグローバル・サプライヤーであるZF AG(本社:ドイツ・フリードリヒスハーフェン)は、日本のモータースポーツシリーズである「スーパー GT選手権」に参戦する「チームクニミツ」とスポンサーシップ契約を締結したと発表した。

ZF スーパーGT GT500 チームクニミツ

ZFは世界中で幅広くモータースポーツに参加しているが、最重要市場の一つである日本では、ZFのブランド力強化とモータースポーツのさらなる発展をサポートする目的も併せ、2013年からスーパーGT選手権にシリーズ・パートナーとして参画している。

また2014年からは、「GT500クラス」に参戦するマシンへのレース用クラッチシステムの提供も行なっている。

日本における積極的なモータースポーツへの関与から6年目を迎える2018年シーズンは、これまでの活動に加え、GT500クラスに「ホンダNSX-GT」で参戦するチームクニミツをサポートする。同チームから出走するカーナンバー100の「RAYBRIG NSX-GT」には、ボンネット、フロントガラス上部、左右のリヤフェンダーおよびリヤバンパー下部にZFのロゴがペイントされる。

ZF スーパーGT GT500 チームクニミツ

また同車をドライブする山本尚貴選手と元F1世界チャンピオン、ジェンソン・バトン選手(イギリス)が着用するレーシングスーツとアンダーシャツなどにもZFロゴが貼られる。

ZFの子会社で、モータースポーツ製品の開発と技術支援を行うZFレースエンジニアリング社(本社:ドイツ、シュバインフルト)のノルベルト・オーデンダール社長は今回の契約について、「ZFは昨年までアメリカのIMSAスポーツカー選手権やピレリワールドチャレンジにおいて、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)をサポートしてきました。今シーズンは、ホンダNSX-GTでSUPER GTに参戦するチームクニミツと新たにパートナーシップを結ぶことができたことを、とても誇りに思います。また、ZFのクラッチシステムを搭載するマシンでF1チャンピオンを獲得したバトン選手を再びサポートできるのを嬉しく感じます。NSXのチャンピオン奪還を期待しています」と語っている。

チーム国光の高橋国光総監督は、「今年はマシンの熟成やバトン選手の加入など、チームの体勢も一層充実したものとなっています。チャンピオンシップ獲得を目指す今シーズン、一般市販車およびモータースポーツ向け製品・技術において世界的な実績をもつZFとのスポンサーシップ契約を締結できたことをとても心強く思います。新しいパートナーを迎え、今年を飛躍のシーズンとしたいと思います」と語っている。

チームクニミツの新しいレーシングカーは、3月10日〜11日に鈴鹿サーキットで開催される「2018モータースポーツ ファン感謝デー」での一般公開でお披露目された。

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