【TRW】商用トラックにも安全機能・運転支援のビデオカメラセンサー搭載

TRWオートモーティブ提供の画像

自動車部品サプライヤーで予防安全や乗員安全システムのを手がけるTRW は2011年12月12日(米国ミシガン州・現地時間) 、欧州の大手商用トラックメーカーへのビデオカメラセンサー供給に関する初契約を締結したことを明らかにした。TRWが供給するこのビデオカメラセンサーは、欧州連合(EU)で2013年から2015年にかけて義務化される車線逸脱警告システム(LDW)や、自動緊急ブレーキシステム(AEB)を含む幅広い機能をサポートする。

TRWは契約に基づき、2012年後半から拡張型カメラとプロセシング・ユニット、これらをサポートするソフトウェアの提供を開始する予定だ。これらを搭載したトラックでは、車線逸脱警告/物体認識/前方衝突警告/道路交通標識認識/前照灯制御など、さまざまな機能が利用できるようになる。さらにレーダーセンサーと組み合わせることで、自動緊急ブレーキシステムといった運転支援システムも提供が可能になる。

営業及び事業開発部門を担当するTRWのピーター・レイク上級副社長は、「欧州のトラックメーカーが関連規制への対応を進める中、TRWはカメラ及びレーダーセンサーというハードウェアだけにとどまらず、周囲の状況を検知する複数の環境認識センサーのデータを活用し、さらに高い安全性を実現するアルゴリズムの開発を行うなど、ユーザーのニーズに応える製品と技術を提供しています」とコメント。

EUでは、新たに発売される大型トラックについては2013年後半から、またトラック全車種についても2015年後半から、車線逸脱警告システムと自動緊急ブレーキシステムの装備が義務化されることが決まっている。

 

TRW オートモーティブ公式サイト

 

COTY
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