【ZF】 北米市場で勢いを増すゼット・エフ社

ドイツの大手部品サプライヤー、ティア1企業のZFは、北米市場での成長が著しく、さらに成長させるためにサウスカロライナ州に、乗用車用のトランスミッション生産工場も建設している。

ZF新工場

2010年、ZF社の北米での売上高が、対前年比50%以上の増加を記録し、さらにクライスラー社との8速AT供給契約ならびにライセンス契約もあることから、さらに好調な業績に期待している。また、2011年2月にはサウスカロライナ州グリーンビルにトランスミッション工場建設が開始され、最新の9速ATの生産も同工場で生産される予定だという。

つまり、最新の9速ATはクライスラー、GM、フォード、あるいは現地生産される日本車、韓国車などが搭載する可能性が高く、同社は欧米市場と新興国市場の両方において、成長を目指していくことになる。

現在北米には20ヶ所の生産拠点があり、トランスミッションに限らず、トランスアクスルや電動パワーステアリング・システムなどの生産も好調で、トラックなどの商用車、また風力発電用増速機なども売上を伸ばしているという。

ゼットエフジャパン公式Web

COTY
ページのトップに戻る