ブリヂストンは2022年3月4日、2022年のモータースポーツ活動計画を発表した。本年も、4輪レースでは主に「ポテンザ」ブランドのタイヤで、トップカテゴリーレースからアマチュアドライバーによる参加型レースまで、国内外の様々なモータースポーツをサポートする。
国内では4輪レースの「スーパーGT」や2輪の「全日本ロードレース」に、海外では「ファイアストン」ブランドのタイヤをワンメイクで供給する北米の「NTT インディカー・シリーズ」や世界最高峰の2輪耐久レースである「FIM世界耐久選手権(EWC)」などにタイヤを供給する。
また、「全日本ジムカーナ選手権」や「マツダグラスルーツモータースポーツカテゴリー」などのアマチュアドライバーも参戦可能な参加型レースへのタイヤ供給を通じて、多くの人々に「走るわくわく」を提供して行くとしている。さらには、オーストラリアで開催される世界有数のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」のサポートを通じて、将来を担うエンジニアの挑戦とモビリティ技術の進化を支援して行くことも発表した。
スーパーGT
2022年も、GT500クラスは9チーム、GT300クラスでは5チームにタイヤを供給する。
トヨタGAZOOレーシング 86/BRZカップ
プロドライバーも参戦するプロフェッショナルシリーズにはこのレースで使用可能な「ポテンザ」タイヤを供給する。
その他のカテゴリーは以下の通り。
・NTT インディカー・シリーズ
ファイアストンは2025年までオフィシャルタイヤサプライヤーを継続。オフィシャルタイヤサプライヤーになって以来23年目のシーズンとなり、全14チームにファイアストン・タイヤを供給する。
・マツダグラスルーツモータースポーツカテゴリー
このシリーズにも「ポテンザ アドレナリンRE004」をワンメイク供給する。また「メディア対抗ロード—スター4時間耐久レース」へも引き続き「ポテンザ アドレナリンRE004」を供給する。
・全日本ジムカーナ選手権
このシリーズには「ポテンザ RE-12D TYPE A」、「ポテンザ RE-11S」を供給する。
・カートレース
2021年はブリヂストンのサポート選手が全日本カート選手権OKクラスシリーズチャンピオンを獲得した。2022年もシリーズ連覇を目指し、多くのチーム・ドライバーをサポートする。