ヨコハマタイヤ アイスバーンに密着して止めるアイスガード6

マニアック評価vol627
冬の道路で最も緊張するシーンは、アイスバーンを走行するときだろう。スタッドレスタイヤにとって、最も滑りやすいアイスバーンでどれだけグリップ性能を発揮するかが気なるところだ。ユーザーを対象に行なわれる調査でも、氷上でのブレーキ性能を重視するという回答が最も多い。
アイスガード6 アイスバーン 試乗
 

氷で効く

<トレッドパターン>
ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤ「iceGUARD 6(アイスガードシックス)」には、アイスバーンでのグリップ性能を高めるために様々なテクノロジーが投入されている。まずはトレッドパターンだ。アイスガード6には非対称パターンが採用されている。

イン側はアイスバーンやウエット路面での接地性を高めるパターンで、アウト側は降雪路面、ウエット路面でのグリップ力を高めるパターンとなっている。イン側のパターンには「パワーコンタクトリブ」を採用し、幅広のリブ部で十分な接地面積を確保し、同時にハの字形状のサイプ(細溝)により、さまざまな方向でエッジ効果を生み、グリップ力を発生させるという役割を果たしている。

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