【TOYO】欧州での競争力強化に向けてR&Dセンターをセルビアに集約

トーヨータイヤは2026年3月19日、セルビア共和国インジヤ市に所在するトーヨータイヤ・セルビア工場敷地内に新設する「セルビアR&Dセンター」の起工式を行なった。

起工式には、アレクサンダル・ヴチッチ大統領などセルビア共和国の関係者、齋藤厚・駐セルビア臨時代理大使など約100名が参列。式の冒頭では、トーヨータイヤ執行役員技術統括部門管掌の守屋学氏が会社を代表して挨拶した。

左から、齋藤駐セルビア臨時代理大使、守屋取締役、ヴチッチ大統領

守屋学執行役員は、「セルビアR&Dセンターで最先端の加工技術を徹底的に磨き上げるとともに、開発・生産・販売が連動する欧州体制を確立し、プロクセス・ブランドをはじめとする商品競争力を高めていきます。本センターは先進技術の創出を担い、日本・米国のR&D拠点と連携しながら当社のグローバル競争力を力強く進化させる中核拠点として位置づけています」と語った。

また、ヴチッチ大統領は、「本日は、日本の友人であるトーヨータイヤの生産拠点が戦略拠点へ進化する特別な日。セルビアが高度な技術開発を支える人材、インフラ、そして志を備えていることを示しており誇りに思う。投資と雇用の創出を通じ、共に強い未来を築いていきたい」と祝辞を述べた。

トーヨータイヤは2019年にドイツにR&D拠点を設け、日本・北米の技術センターとともにグローバルな研究開発体制を構築してきた。今回、ヨーロッパでの競争力強化を目的に、工場や販売拠点が集積するセルビアへR&D機能を集約、2027年1月の稼働を予定している。

セルビアR&Dセンター完成予想図

このR&Dセンターは加工技術の高度化を担う中核拠点として、新配合・新素材の開発、材料・配合設計、原料の調査・評価を通じて、最先端の加工技術を追求していくことになる。

また、工場隣接の立地を生かし、敷地内のテストコースを活用することで、実車試験までを一気通貫で迅速化し、開発・検証プロセスを効率化、商品の市場投入スピードを加速していくとしている。

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トーヨータイヤ 公式サイト

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