トーヨータイヤは2025年3月17日、ドイツ・ニュルブルクリンクで3月21日から開催される年間耐久シリーズ戦「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)」と、6月19日から22日にかけて開催される「ニュルブルクリンク24時間レース」に、グローバル・フラッグシップブランド「PROXES(プロクセス)」の専用レースタイヤを装着した車両を投入し、現地チームのRing Racingとともに「TOYO TIRES with Ring Racing」として参戦すると発表した。

また、今回からトヨタGAZOOレーシングの若手ドライバーを起用し、同チームと連携しレース活動を行なうことも発表した。
トーヨータイヤは、2020年からNLS、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦してきており、2025年はさらにアップデートされた専用レースタイヤ「PROXES Slicks(ニュルブルクリンクスペック)」を装着し、SP8Tクラス(GRスープラ GT4 evo)、SP-PROクラス(ポルシェ911 GT3 Cup)、SP10クラス(GRスープラ GT4 evo)に出場する。
このうち、SP8Tクラス(GRスープラ GT4 evo)にはトヨタGAZOOレーシング所属の、中山雄一選手、ジュリア―ノ・アレジ選手、小高一斗選手、小山美姫選手の4名を起用する。

また、2024年のNLSでSP10クラス年間チャンピオンを獲得したチームの3選手が、総合上位をめざして上級グレードのSP-PROクラスに変更して出場。SP10クラスでは、PROXESブランドアンバサダーである木下隆之選手を引き続きドライバーとして起用し、ニュル24時間でのクラス優勝をめざすことになる。
なお、SP-PROクラス参戦用の「PROXES Slicks(ニュルブルクリンクスペック)」では、重量全体のうち33%にサステナブル素材を使用している。