出光興産は2025年4月15日、水素エンジンの開発・販売を手掛けるスタートアップ企業「i Labo 」へ出資し、協業を開始すると発表した。
この協業ではエンジンオイルの水素エンジンへの適合性を検証し、専用オイルの開発検討を行なうことになる。
水素エンジンは化石燃料の代わりに水素を燃料とし、その燃焼反応を利用して動力を生み出す。既存の内燃機関の技術を応用できることに加え、燃料となる水素は燃焼時に酸素と結びついて水となり、CO2は排出しないのが特長だ。
「i Labo」は独自の水素化コンバージョン技術を用い、既存のディーゼルエンジンを改良し、鉄道・トラック・発電機向けの水素エンジンの開発を行なっている。
