パイオニアは2020年10月8日、カロッツェリアのカーナビゲーションと連動する2カメラタイプのドライブレコーダーユニット「VREC-DS800DC」を12月に発売すると発表しました。オープン価格。
このドライブレコーダーは、録画した映像をカーナビゲーション画面で確認できる連動機能を搭載していることが特長です。パイオニアのカーナビゲーション「楽ナビ」と接続すれば、高精細なHD画質で確認できる「ドライブレコーダーリンクHD」対応により、カーナビゲーションの画面上で本機をスムーズに操作できるほか、画面上の「カメラ切換」キーで録画映像の表示も切り換えられます。
また、前後のカメラで高感度、高画質な映像を記録する各種機能に加え、状況に応じてGセンサーを使い分けて衝撃を検知する「ダブルGセンサー」、24時間365日監視する「駐車監視機能(セキュリティモード)」などの機能を備えています。
カメラの性能は200万画素の高画質フルHDカメラを採用し、前方の走行映像だけでなく後方の映像も高画質で同時に録画できる「ダブルレコーディング機能」を搭載。また、急な明るさの変化による白とびや黒つぶれを補正し、昼も夜も鮮明な映像を録画できる「WDR機能」も搭載しています。
画像センサーは夜間の録画に適したSONY製CMOSセンサー「STARVIS」を採用し、従来のドライブレコーダーに比べ約100分の1の光量でも撮影が可能な「ナイトサイト」を搭載。トンネルや街灯が少ない夜間の駐車時においても、前後の2カメラで鮮明な映像を録画することが可能です。
衝撃検知のセンサーは、フロントカメラと本体に衝撃を検知するダブルGセンサーを搭載。走行中にはフロントカメラのGセンサーを、駐車監視中には本体のGセンサーを使用することで衝撃を正確に検知することができます。
また24時間365日、常にクルマを監視することが可能な「駐車監視機能(セキュリティモード)」を搭載。駐車中に衝撃を検知した場合、前後のカメラで自動的に録画を開始し、ドライブレコーダーとカーナビゲーションを起動した際にカーナビゲーションの画面上に通知し、録画映像を確認できます。また、エンジン停止後バッテリー電圧が設定より低い値になった場合に電源供給を停止する電圧監視機能や、駐車監視機能の動作時間を設定できるタイマー機能を搭載しています。