パイオニアは2018年9月10日、9月13日〜14日まで、NVIDIA(エヌビディア)合同会社が主催する日本最大のAIカンファレンス「GTC(GPU テクノロジー カンファレンス) Japan 2018」に出展し、パイオニアが開発している3D-LiDARセンサーのデモンストレーションを行なうと発表した。
パイオニアは2017年12月以降、NVIDIAとの協業を進めており、開発を進めている3D-LiDARセンサーは、NVIDIAが開発・提供を進める自動運転用のソフトウェア開発キット(SDK)、「NVIDIA DriveWorks」の対応製品となっている。
「NVIDIA DriveWorks」には、自動運転用のハードウェア・アプリケーション、ツール、プログラム・モジュールが含まれており、「NVIDIA DRIVE」 AIコンピューティングプラットフォームを活用して開発を進めるメーカーやデベロッパーをサポートしている。
3D-LiDARセンサーは、レーザー光で対象物までの正確な距離を測定し、遠方や周辺の状況をリアルタイムで立体的に把握できるため、レベル3以上の自動運転の実現に不可欠なキーデバイスと言われている。
パイオニアは2020年以降に量産化を目指し、高性能で小型、低コストなMEMSミラー方式の3D-LiDARセンサーの開発を進め、すでに検証用サンプルを国内外の企業に提供している。
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