パナソニックグループは2011年11月29日に発表され、2012年1月30日からの発売を予定しているトヨタ自動車のプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」向けにリチウムイオン電池を供給することを明らかにした。量産仕様のプラグインハイブリッド車への電池納入は、パナソニックグループとして今回が初めてとなる。
同グループでは、地球環境保護への意識の高まりや原油高騰を背景に、今後急速に拡大することが予測される環境対応車用二次電池の開発ならびに事業を強化している。すでにグローバルで、複数の自動車メーカーにハイブリッド自動車用ニッケル水素電池・システムの供給実績がある。また、ハイブリッド自動車用リチウムイオン電池システムについても、自動車メーカーとの共同開発に取り組んでいる。