【JMS2023】ニテラ Sparkleをテーマに4つのドメインで次世代製品を展示

日本特殊陶業から社名変更した「Niterra(ニテラ)」は、2023年10月18日、新社名で東京ビッグサイト(東京都)で開催される「ジャパンモビリティショー 2023」に出展すると発表した。

Niterra グループの日本特殊陶業では“Sparkle”をテーマに、未来のモビリティを輝かせるヒカリ・キラメキ・輝きを現代そして未来へ向けた製品で紹介する。

現在のクルマにおけるスパークプラグや各種センサーに加え、長年の歴史で培ったセラミック技術を活用し、未来のクルマで期待される製品たちを内燃機関、安全安心、コネクテッド、次世代という4つのカテゴリに分けて展示する。

■ 内燃機関
燃費向上やエミッション低減に貢献するスパークプラグ、酸素センサーとともに、次世代自動車での燃費向上・排気ガス低減に貢献するプレチャンバープラグを展示する。高パワー・高エネルギーにてさまざまな燃料に対応できるスパークプラグを用いることで、CO2 削減やカーボンニュートラルの実現に貢献する。

■ 安心安全
ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違い事故を防止する「アイアクセル」を紹介。

■ コネクテッド
未来のクルマ社会への貢献に向けて、開発に取り組んでいる整備工場向けコネクテッドサービス「ドクターリンク」を紹介。

■ 次世代技術
再生可能エネルギーを有効活用することでCO2排出量を削減し、EVの充電回数・充電作業の煩わしさ、燃料コストといったさまざまな負担を低減する「ソーラー充電ユニット」を展示する。

固体電解質を用いて水の電気分解を行なう「「固体酸化物形電解セル(SOEC)」を展示。グリーン水素を高効率に生成できる技術として、セラミック技術を用いたセルスタックで、高い水準の変換効率、寿命、品質を実現している。

■ セラミックベアリングボール
鋼球に比べ軽量で、高剛性かつ絶縁性にも優れていることから、EV モーター、風力発電機の電食対策に優れており、環境にやさしい「セラミックスベアリングボール」を展示。

■ EV 向け「セラミックコンデンサ(積層型高電圧コンデンサ)」
日本特殊陶業が持つ材料開発技術と積層技術を用いたセラミックコンデンサーをEV駆動システムに使用することで、インバータ部品の小型化が可能となる「EV向けセラミックコンデンサ(積層型高電圧コンデンサー)」を展示。

■ 積層磁石
モビリティ全般、ロボット、産業機器、発電機など駆動用モーター向けの製品として「積層磁石」を展示。磁石の鉄損を低減し、発熱を抑制することでモーターの高効率(省電力)に貢献し、重希土類の使用量を磁石物性を維持しながら低減することが可能だ。

Niterra 公式サイト

COTY
ページのトップに戻る