日本ミシュランは2020年7月7日、クラシックカー向けクラシックタイヤ「XAS FF」の新サイズを9月1日から発売すると発表しました。
1965年に販売された「XAS」は路面と接地するトレッドデザインに非対称パターンを採用し、グリップ性能とハンドリング性能を両立させ、最高速度210km/h(速度記号は「H」)に設定された、当時としては先進的なタイヤでした。そのため発売当初から基準タイヤとして認知され、世界中のさまざまな車両に装着されており、今でも生産、販売を続けています。
「XAS FF」は、XASの高い基本性能をそのままにトレッド部にレース専用のスペシャルコンパウンドを採用し、1968年開催のレース「フォーミュラ・フランス」で初めて使用されたタイヤです。これ以後、その性能の高さと対応範囲の広さからトラックレースに限らず、ラリーやヒルクライムなど様々なレースで活躍しました。
今回新たなサイズを追加することで、より幅広い車種に装着できるようになるだけでなく、チューブレスホイールにも対応した仕様に変更したことで、さらにより多くのクラシックカーに適合させています。
サイズ
145HR13 TL 74H
価格はオープン。