【東京モーターショー2019】ジェイテクト CASE時代に向けた最新技術出展

ジェイテクトは2019年10月8日、東京ビッグサイトで10月24日〜11月4日に開催される「第46回東京モーターショー2019 に「Touch the Tech! 〜触って欲しい、技術の未来に〜」をテーマとして出展すると発表した。

【東京モーターショー2019】ジェイテクト CASE時代に向けた最新技術出展

出展概要

Future Concept Vehicle 2(フューチャー・コンセプト・ビークル2)

ジェイテクトが将来技術として開発をすすめているステアbyワイヤー、インホイールモーターの協調技術や自動運転化を見越したハンドル格納機能(リトラクタブル・コラム・モジュール))を搭載したFCV(東京モーターショー2017出展モデル)が、ドライビングシミュレーターとして進化。

Future Concept Vehicle 2
Future Concept Vehicle 2

豊田合成とジェイテクトとが、お互いの得意とする技術を活かした2030年のコックピットコンセプトを想定。これをベースに左右独立型のステアbyワイヤーを搭載し、安全性と快適性を実現する未来のモビリティの提案モデルとしている。自動運転と手動運転が選択できる未来の自動車社会での、自動運転による快適さと運転する楽しさ両立させたコンセプトカーだ。

RAV4 カットモデル

2019年4月に登場したトヨタの新型RAV4のカットモデルを展示。高い走破性・操縦安定性と燃費向上を両立する新4WDシステム(ダイナミックトルクベクタリングAWDユニット)に採用されている電動アクチュエーター、電子制御4WDシステム(ITCC)をはじめ、大型SUVへの搭載に最適なラックパラレルタイプの電動パワーステアリング(RP-EPS)、ハブユニット、等速ジョイント、各種ベアリングなど、RAV4の走りを支えるジェイテクトの主力製品をまとめて見ることができる。

CASE、MaaSを支える技術・製品群

ステアリングシステムをはじめ、駆動部品や自動車用軸受など、軽量化や高効率化により燃費向上や快適な走りを支える最新の技術・製品を紹介する。

【その他の出展内容】

  • バス・トラック用ADAS対応ステアリングシステム
    現行の油圧PSシステムと電動PS技術を組み合せることで、バスやトラックなどの自動運転に対応ジェイテクト独自制御と安全コンセプトにより、高い信頼性と安全性を実現
    ※PS:パワーステアリング
  • 電動化・自動運転に貢献する軸受製品
    ミニチュア自動車模型を用いて、将来の電動車両、自動運転技術を支える軸受製品群を紹介
  • 電動ブレーキ用ボールねじ
    HEV・PHEV・EV用ブレーキアクチュエーター向け新製品
    非循環ボールねじ構造によって高効率化とコンパクト化を実現
  • 高耐熱リチウムイオンキャパシタ
    ミニカー駆動によるデモンストレーションを実施
    充電・走行の繰り返しデモを通じて電源としての製品性能を紹介

ジェイテクト 関連記事
ジェイテクト 公式サイト

自動車技術会
ページのトップに戻る