【人とくるまのテクノロジー展2019】ジェイテクト バイワイヤステアリングなど出展

人とくるまのテクノロジー展2019

ジェイテクトは2019年5月15日、「No.1&Only One-より良い未来に向かって-」を出展コンセプトとし、自動運転化、電動化などクルマの未来に貢献する、ステアリング、軸受、駆動製品などを展示するとともに、各種受賞技術を展示して技術力をアピールすると発表した。

ジェイテクト 人とくるまのテクノロジー展2019 出展

【主な展示】

  • ステアバイワイヤシステム
    ステアリングホイールの操作を電気信号で転舵装置に伝える次世代のステアリングシステム。操舵フィーリングの向上を実現するとともに、自動運転におけるシステムによる操作とドライバーによる操作をスムースに融合・移譲する制御技術を実現。また、自動運転時にステアリングホイールの格納などの車室内のレイアウト、デザインや居住性の向上なども実現する。
    ジェイテクト 人とくるまのテクノロジー展2019 出展
  • 高耐熱リチウムイオンキャパシター
    独自技術により世界初の動作温度範囲-40度C〜85度Cを実現するリチウムイオンキャパシターは、冷却装置を使用せずに車両に搭載することが可能。従来のキャパシターと比較して高い耐熱性能が多方面の産業から注目を集めている。その活用例として、ステアバイワイヤシステムの補助電源システムとして展示する。さらに2019年11月に本格量産を予定しているため、量産仕様の製品群を展示する。
    ジェイテクト 人とくるまのテクノロジー展2019 出展
  • レアアースの使用を抑えた重希土類フリーモーター
    レアアースの使用を抑えた重希土類フリーのIPMモータ(埋込磁石型モータ)を開発。SPMモータ(表面磁石型モータ)構造に比べ、IPMモータでは約2倍の定格トルクと世界最高レベルの低トルク変動を実現している。このモーターは2019年1月から自動車部品用アクチュエータ向けに生産開始。今後はさらなる耐熱性の向上を図り、自動運転に対応する電動パワーステアリングやEV化に対応する電動オイルポンプをはじめとする多くの自動車部品での活用に向け開発を進める。

  • 低トルクシール付きハブユニット
    トルク低減と高い信頼性を兼ね備えた低トルクシール採用のハブユニット。油切り機能を組み合わせた新構造のシールを開発することで現行品と比べてシールトルク75%減,耐泥水性能5倍を実現している。グローバル市場でのガソリン車、ハイブリッド車の環境性能向上や電気自動車の航続距離の向上に貢献することが期待できる。

人とくるまのテクノロジー展2019

ジェイテクト 関連記事
ジェイテクト 公式サイト

COTY
ページのトップに戻る