【ダンロップ】ヘイキ・コバライネンと挑む欧州最高峰ラリー戦 CIAR参戦でグローバル戦略加速

ダンロップは2026年4月3日、2026年シーズンから元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手とともに、イタリアラリー選手権(CIAR)に参戦すると発表した。

イタリアラリー選手権は、イタリア国内で最も格式が高く、トップチームや有力ドライバーが集う最高峰のラリーカテゴリーだ。今回の参戦は、ダンロップのモータースポーツ活動のさらなるグローバル拡大を図る中で、コバライネン選手のイタリアラリー選手権挑戦のタイミングと合致したことから決定した。

ヘイキ・コバライネン選手は、「ヨーロッパで再びダンロップと協力できることを、とてもうれしく思っています。私はこれまでのキャリアの中で多くのタイヤ開発に携わってきましたが、イタリアラリー選手権はタイヤをテストするには非常に競争力の高い環境です。私たちは勝てるタイヤを生み出し、育てていきたいと考えており、全員の努力と献身があれば必ず実現できると信じています。シーズンはすでに始まっており、現状のベースラインを把握し、次に取り組むべき明確な目標も見えてきました。今回のコラボレーションを可能にしてくれたダンロップの皆さん、そして日本のファンの皆さまの変わらぬサポートに心から感謝しています」とコメントしている。

イタリアラリー選手権は、ヨーロッパでも屈指のハイレベルな国内選手権として知られ、全7戦すべてがターマック(舗装路)で開催される。ターマックラリーの本場であるイタリアならではの高速でテクニカルなステージ構成が特徴で、精密なライン取りや高度なブレーキング技術など、ドライバーには極めて高い走行性能と判断力が求められる。

また、同選手権は長い歴史を持つ名門イベントを多数擁し、欧州ラリー文化を支える重要なシリーズとして位置付けられている。WRC(世界ラリー選手権)やERC(欧州ラリー選手権)で活躍するトップドライバーも数多く参戦し、国際的にも屈指の激戦区として高い評価を受けている。

さらに、若手有望ドライバーにとってはトップカテゴリーを目指す登竜門であり、メーカーやチームにとっては車両およびタイヤの技術開発を加速させる重要な舞台でもある。

ダンロップはこの参戦を通じて過酷なターマックラリーで得られる知見をタイヤ開発へとフィードバックし、さらなる性能向上とブランド価値の強化を図るとともに、世界のモータースポーツファンに向けてダンロップ・ブランドの存在感を一層高めて行くことを目指している。

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